タグ

ブックマーク / yupo5656.hatenadiary.org (7)

  • type punning と strict aliasing - memologue

    /.JのGCC-3.4リリースの話題を追っていたら、GCC3では-O2で-fstrict-aliasingが有効だから注意せよというポスト(http://slashdot.jp/comments.pl?sid=175355&cid=537217)があった。 strict aliasing については、Radium Software Developmentさんが詳しい。これは気にしておいたほうがよさそうだ。GCCの -fstrict-aliasing の説明は次。 コンパイルされている言語に適用可能な別名規則(aliasing rule)のうち最も厳密なものをコンパイラが前提することを許します。これによって、 C(およびC++)では式の型に基く最適化を動作させることになります。例えば、ある型のオブジェクトが別の型のオブジェクトと同一アドレスに位置することは、それら2つの型がほとんど同一でない

    type punning と strict aliasing - memologue
    kazuhooku
    kazuhooku 2012/03/12
  • g++ exception handling - memologue

    Code Project という有名サイトに、VC++の例外処理方法に関する記事があります (http://www.codeproject.com/cpp/Exceptionhandler.asp) が、そこにg++の例外処理方法を解説したコメントがありました。 ざっくりと次のような事を言っています(翻訳してるわけではないので詳しくは英文読んでください)。 g++は、VC++とはちょっと違うやりかたで例外処理を実装している。g++の場合、実際に例外がthrowされない限りは、try/throw/catchを使ったコードを書いてもランタイムのコストはかからない。 foo()がbar()を呼んでいて、bar()が例外を投げるとせよ。このとき、foo()はスタックに戻りアドレス*1を置いてからbar()を呼ぶ。この戻りアドレスを仮にXとする。 このときコンパイラは、 (X, 掃除コードのアドレス

    g++ exception handling - memologue
    kazuhooku
    kazuhooku 2009/07/15
    よいまとめ
  • memologue - C/C++の定数の型の話, C90/C99の差分のびみょーな話

    Cのソースコードに m = 195; とか n = 0xffffffff; とか書いたときの定数(右辺)の型って、なんであるかご存じでしょうか? また、C90(1990年版のISO C言語規格)とC99(1999年版のそれ)ではその型が微妙に異なったりすることがあるんですが、ご存じでしょうか? さらには、お使いのマシンがILP32であるかLP64であるかLLP64であるかによっても、微妙に型が違ってきたりするんですが、それについてはどうでしょうか? えーもちろん、普段は「Uがついてなかったらint, Uがついてたらunsigned intジャネーノ?」くらいの理解でも殆ど不自由しないわけですが、詳細な理解がないとハマるケースも稀にあります。 私はというと、上に書いたような事は、C90/99の差違を除いてはだいたい理解しているつもりだったのですが、C90/99の差異について無頓着だったがため

    memologue - C/C++の定数の型の話, C90/C99の差分のびみょーな話
    kazuhooku
    kazuhooku 2009/06/04
    C99だと、勝手にlong longの定数になるのか
  • const char* const p = "ABC"; と const char q[] = "ABC"; はどちらがよいか、みたいな与太 - memologue

    諸事情あって、ふと前に読んだドキュメントに書いてあった細かいことが気になった。いやいつも細かいけど。 const char* const p = "ABC";より const char q[] = "ABC";のほうがいいのか?的な話。後者の方が良いらしいので、確認するととともに、すぐになんでも書くのはどうなんだと思いつつも無駄に細かく解説。いろいろ間違ってたらゴメンナサイ。C言語入門? 先に結論 共有ライブラリやPIEな実行ファイルを作る場合は、後者の書き方(const char q[] = "xxx")のほうが良さそうですね。PIEじゃない単なる実行ファイルを作るときは、最適化かけるならあんまりかわらないかも。 比較1) コンパイル時の最適化の効きやすさ 最適化といってもいろいろありますが、↓に限って言えば、const char q[] のほうが効きやすいようですね。 gcc vers

    const char* const p = "ABC"; と const char q[] = "ABC"; はどちらがよいか、みたいな与太 - memologue
    kazuhooku
    kazuhooku 2008/07/08
    不便ですなぁ>「mov 0xほげ(%eip) ふが; とか出来れば一番いいんですが(x86_64はできる)、x86はそういうPC相対のアドレス指定はできません。というか、eipを直接的に得ることすら出来ません」
  • memologue - __attribute__((init_priority(N))) で、C++のグローバル変数の初期化順序を制御する

    g++の __attribute__)((init_priority(N)))( なる機能の日語の解説が見当たらないので、いつものように紹介文を書いてみます。これは、C++のグローバル変数の初期化順序を制御するためのGCCの拡張機能(attribute)です。 ごく短い説明 動的な初期化が必要なC++のグローバル変数の定義に__attribute__)((init_priority(N)))(をくっつけると、.oファイル上で、その変数の初期化関数(コンストラクタ等)のアドレスが.ctorsではなく.ctors.M セクションに入ります。M は左0パディング5桁固定の数値で、M = 65535 - N です。あとは、shinhさんの2005/11の記事を。特に、リンカスクリプトのSORTのとこに注目、これにより初期化順がinit_priorityで指定した通りになります。Nが小さい程先に初

    memologue - __attribute__((init_priority(N))) で、C++のグローバル変数の初期化順序を制御する
  • 構造体のサイズ違いで悩んだのでリンク時に検出 - memologue

    先日、次のようなC++のクラスが原因で少々悩みました。 struct A { #ifdef V2 int bar_; /* バージョン2以降でしか使わないメンバ変数(らしい) */ #endif int foo_; /* 以下略 */ }; このAを使っている.cppの一部は、g++ -DV2でコンパイルされており、残りは-DV2なしでコンパイルされていたのです。sizeof(A)が異なるオブジェクト同士がリンクされてしまい、まずいことになっていました。たとえば、次のようなa.hと、 // a.h struct A { #ifdef V2 int bar_; #endif int foo_; A(); int getFoo() const { return foo_; } void setFoo(int foo); }; a.cpp, main.cpp を用意して、 // a.cpp #i

    構造体のサイズ違いで悩んだのでリンク時に検出 - memologue
    kazuhooku
    kazuhooku 2008/06/24
    マジでmysqlにほしいな
  • 分岐しないソート (のジェネレータ) - memologue

    分岐しない4要素のソート、GCC/Linux/x86,x86_64,arm版 こちらに、「分岐しないソート」という記事があります。短いので読んでいただくほうがよいと思いますが、文章&アセンブリ言語のコードの内容を要約すると、 4要素のソートは、頑張れば5回の比較と5回の交換でできるよ。さらに、交換を Pentium Pro で追加された命令であるCMOVcc(Conditional Move)で行うことにすれば、「cmp b, a して、 b < a のときだけ b と a をswap」という処理を分岐命令なしで行うことができるから速いよ。 となります。この、「4要素専用・VC++専用の分岐しないソート」を、いつものように(?) GCC向けに書き直してみました。こちら。 分岐しないN要素の odd-even mergesort、GCC/Linux/x86_64版 (x86_64のお勉強がて

    分岐しないソート (のジェネレータ) - memologue
  • 1