「翼をさずける」でおなじみのエナジードリンク「レッドブル」を運営するRed Bull GmbHが、虚偽の広告に関する裁判に1300万ドル(約14億円)で和解。 過去12年間にアメリカ国内で同社の製品を購入した消費者を対象に、現金10ドル(約1077円)を返金、もしくは15ドル(約1615円)相当のレッドブルを贈呈する予定だという。 科学的根拠のない虚偽広告との訴え この裁判は、「レッドブルを飲むとパフォーマンスや反応速度が向上する」と謳った同社の広告が、「科学的根拠がない虚偽の宣伝」であるとして訴えられていたもの。 原告側は、2002年からレッドブルを飲み続けているが運動パフォーマンスに改善がみられなかったとし、「こういった虚偽の行為と営業はただの誇大広告ではなく、欺瞞的且つ不正だ」と主張していた。 和解もレッドブルは不正を否定 和解という形で決着をつけたレッドブルだが、「今回の和解は訴訟