オーバーシュート 【英】 overshoot オーバーシュートとは、矩形波(方形波)の立ち上がりの部分において、波形が定常値となる基線を超過する現象のことである。または、それによって突出した波形の部分のことである。 オーバーシュートでは波形が定常値を一旦超過してから引き返すようにして定常値に近づく。オーバーシュートに対して、矩形波の立ち下がり部分で下方向に突出した波形の乱れは、アンダーシュートと呼ばれる。オーバーシュートやアンダーシュートは、矩形波を扱う回路では非常に発生しやすい。オーバーシュートやアンダーシュートを低減する方法としては、信号ラインに抵抗器を直列に接続するといった方法がある。