アメリカの大手旅行雑誌が発表する旅行で訪れたい世界の都市のことしのランキングで、京都市が日本の都市で初めて1位に選ばれたことが分かりました。 アメリカの大手旅行雑誌「TRAVEL+LEISURE」は、発行部数およそ100万部の月刊誌で、旅行で訪れたい世界の10都市のランキングを毎年1回発表しています。 ランキングは海外の観光客の動向に大きな影響を与えるとされていて、ことしのランキングで、日本の都市では初めて京都市が1位に選ばれたことが関係者への取材で分かりました。 審査は、「文化・芸術」や「景観」、それに「レストラン」など5つの項目の総合評価で行われ、京都市はおととしが9位、去年は5位と徐々に順位を上げていました。 今回1位に選ばれたことについて、京都市は、去年「和食」の食文化がユネスコの無形文化遺産に登録されたことなどから、「文化・芸術」と「レストラン」の項目で評価が高まったのではないか