西里先生の本,「行動科学のためのデータ解析―情報把握に適した方法の利用」の5章からは順序評定データや一対比較データの双対尺度法の話で,データ行列をドミナンス行列に変換してから分析すると良い,と書いてある。 ここでいう分析は交互平均法のことで,交互平均法のコードは前にも書いたから,特に深く追求してませんでした。 最近たまたま指導学生が一対比較データを取ったので,これでやってごらんと本だけ渡して,交互平均法から何からやり始めたんだけど,ドミナンスデータ担ったところで結果が合わないとの相談が。んなわけあるかい,と計算してみたら,おや俺のコードでも結果が合わないw ということで慌てて復習,再チャレンジしました。 ポイントはp.84にもあるんだけど, 交互平均法の計算につかう行和・列和は,のドミナンス表の列和と行和にはそれぞれとを入れる」 交互平均法の計算につかう総和はとなる ということ。そしてこれ