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ブックマーク / kosugitti.net (5)

  • ドミナンスデータの交互平均法

    西里先生の,「行動科学のためのデータ解析―情報把握に適した方法の利用」の5章からは順序評定データや一対比較データの双対尺度法の話で,データ行列をドミナンス行列に変換してから分析すると良い,と書いてある。 ここでいう分析は交互平均法のことで,交互平均法のコードは前にも書いたから,特に深く追求してませんでした。 最近たまたま指導学生が一対比較データを取ったので,これでやってごらんとだけ渡して,交互平均法から何からやり始めたんだけど,ドミナンスデータ担ったところで結果が合わないとの相談が。んなわけあるかい,と計算してみたら,おや俺のコードでも結果が合わないw ということで慌てて復習,再チャレンジしました。 ポイントはp.84にもあるんだけど, 交互平均法の計算につかう行和・列和は,のドミナンス表の列和と行和にはそれぞれとを入れる」 交互平均法の計算につかう総和はとなる ということ。そしてこれ

    ドミナンスデータの交互平均法
    kazutan711
    kazutan711 2015/05/22
  • 集団とは人間関係行列の固有値である

    先日の飲み会で少し漏らした,ちょっとおかしな話を書いておきます。 人間関係の強さを行列で表したとします。なんとなくだけど,関係の強さが-1〜1に標準化されているとして,弱い3人集団だったら,こんな感じ。 A <- matrix(0.2,ncol=3,nrow=3) A ## [,1] [,2] [,3] ## [1,] 0.2 0.2 0.2 ## [2,] 0.2 0.2 0.2 ## [3,] 0.2 0.2 0.2 eigen(A) ## $values ## [1] 6.000000e-01 2.220446e-16 2.775558e-17 ## ## $vectors ## [,1] [,2] [,3] ## [1,] -0.5773503 0.8164966 0.0000000 ## [2,] -0.5773503 -0.4082483 -0.7071068 ## [3,]

    集団とは人間関係行列の固有値である
    kazutan711
    kazutan711 2015/05/13
    金曜の飲み会でみんなのテンションがあがった分だ!
  • 全情報分析のコード

    ということで,なんで双対尺度法のコードまで作っちゃったかというと,全情報分析がやりたかったから。 すでに掲載した私流の双対尺度法コードの返り値をつかって,全情報分析に使う距離行列を算出するのが次のコード。 TIA.dist <- function(dat){ ndim <- dat$ndims nr <- ncol(dat$nr) nc <- ncol(dat$nc) rname <- colnames(dat$nr) cname <- colnames(dat$nc) y <- t(dat$nr) x <- t(dat$nc) eta2 <- dat$eig eta <- dat$sing dist.mat <- matrix(0,nrow=nr+nc,ncol=nr+nc) colnames(dist.mat) <- c(rname,cname) rownames(dist.mat)

    全情報分析のコード
    kazutan711
    kazutan711 2015/01/06
  • Yamadai.TeXをやりましたよ

    Yamadai.Rと称して,山大でのR研究会をやっていますが,その番外編としてYamadai.TeXというTeXの使い方チュートリアルを開催。 TeXの使い方は普通,自学自習で習得するものなんだろうけど,こんなに便利ですよ,こんなこともできますよ,というアピールする場を介して入ってくるってのもいいと思うんだ。で,学生相手に公開形式でやってみた訳です。 やはり環境ごとのインストールが最初のハードルで,それが終われば後は比較的スイスイ,かな。 Bibtexのあたりは試行錯誤感があったけど,TeXは構造化された文章を書くのに向いていて,文章を書くことだけに集中して体裁は後で,という人には向いているんじゃないかな,と思います。 Re:VIEWやSphinxのように,プレーンテキストにマークアップして出力はいろいろ,というやり方がこれから広まって,「文章を書く」ということがもう少しストレスなくできる

    Yamadai.TeXをやりましたよ
  • 数理社会心理学の基礎

    国立大学入試二次試験二日目の業務を終えて長崎へ。師匠・学友と研究打ち合わせ。 夜遅くまで及んだ話し合いの中で,数理社会心理学を確立しようという話になって(ちなみにほとんど素面),社会心理学の理論を作るための原理としてどのような公理をたてるべきか,わいわい言うてました。 そのときのただの思いつきなんだけど,アシモフのロボット三原則を逆転させるような形で,次の三つの原則をおいたらどうかと提案してみた。 (狭義の)社会心理学の三原則 第一条 社会的単位(個人・個体)は死にたくないものとする(自己保全の原則) 第二条 第一条に反しない限り,社会的単位は他者に制限されない自由を求めるものとする(主体性の原則) 第三条 第一,第二条に反しない限り,社会的単位は他者と共にいることを求めるものとする(親和性・社会性の原則) そこそこ悪くないと思ったんだけど,師匠は社会性を考えるのであれば人間に限定せず,社

    数理社会心理学の基礎
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