だからこそ、従軍慰安婦問題を無視や軽視した時期の各国政府を批判することができる。人権問題としてとらえるならば、条約や協定だけで批判をかわすことはできない。人権とは国家間条約よりも普遍的な価値であるはずだからだ。 もちろん相手国の政府にだけ妥協案をのませることは解決などではなく、個々の被害者へ向きあうことが求められる。日本軍慰安所について、国内外の女性に犠牲をしいた問題として日本政府は対応する必要がある。 しかし従軍慰安婦問題を人権問題と認めつつ、なぜかそれが韓国を批判できる根拠であるかのように主張する人々がいる。 一例として、はてなブックマークで私のエントリにコメントしたid:hagakuress氏を示そう。 はてなブックマーク - 韓国軍トルコ風呂報道と、それに対するハンギョレ新聞の論評その他 - 法華狼の日記 hagakuress 『真に人権問題として』という真っ当な山口氏の結論はハン