タグ

ブックマーク / jp.ign.com (20)

  • 「ゾンビウイルスに感染した母と、残される子供のエモい話」だと思ったら「パワー系お母さんが一振りでゾンビを何匹も殺すゲーム」でもあった

    「ゾンビもののよさ」のひとつは、愛する人が感染者になってしまうという恐怖にある。ゾンビになってしまえば元には戻らないどころか、人間を襲う恐ろしい生き物になってしまうのだ。自らの手を汚して愛する彼や彼女がゾンビになるのを防ぐか、愛する人の手によって殺されるのか、あるいは何もしてやれないのか。その選択だけでひとつのドラマになる。 一方、まったく違うよさもある。「人間なんてクソ喰らえ」と世界を呪っている人にとってはゾンビの来襲はある意味で福音であり、ムカつくあいつも見知らぬあいつも殺していいのである。そう、心地よく殺して許される存在もまたゾンビなのだ。 このようにゾンビの魅力にはまったく正反対の方向性があるのだが、そのふたつを両取りしようとしたゲームもある(意図してなのかは知らないが)。それがいまから語る『アンダイイング(Undying )』だ。 「ゾンビになりかけている母、残される子供」という

    「ゾンビウイルスに感染した母と、残される子供のエモい話」だと思ったら「パワー系お母さんが一振りでゾンビを何匹も殺すゲーム」でもあった
    kazuya030
    kazuya030 2023/12/30
    面白そう
  • 【ネタバレコラム】私が『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のエンディングを許せない理由

    ついに『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』をクリアした。5月12日の発売日からまる4カ月、飽きることなく毎晩のようにプレイを続けて、寄り道もたっぷりと楽しんで、120時間をかけてハイラルの大地、空、そして地底をまんべんなく冒険した。 ※作のエンディングについて語るので、稿にはネタバレがばりばり含まれる。できればクリアしてから読みにきてほしい。 記事タイトルからもわかる通り、私は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のエンディングに不満を抱いている。だが、それについて詳しく語る前に、ゲームそのものを高く評価しているという点に触れておきたい。稀にみるほどの傑作であり、2023年にこれを超えるゲームはなかなか出てこないだろうと思っている。 ストーリーも「ゼルダの伝説」シリーズのなかでは興味深い方で、特に1万年以上前の時代へタイムスリップしてしまったゼルダ姫の描き方は

    【ネタバレコラム】私が『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のエンディングを許せない理由
    kazuya030
    kazuya030 2023/09/24
    本記事の指摘にも賛同するし、それを受けながら人気ブコメ群の「それはそうだがそれでもよい」にもさらに賛同する。そういう作品だった
  • 『バービー』がベトナムで上映禁止となった原因の地図についてワーナー・ブラザースがコメント「子供が描いたお絵かきのようなものです」

    映画『バービー』が作品内に登場する地図のためにベトナムで上映禁止となったことが物議を醸しているが、問題の地図について、ワーナー・ブラザースがコメントした。「子供が描いた」いたずらがきのようなもので、「何かを主張することを意図したものではない」ということだ。 グレタ・ガーウィグ監督、マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリング主演の『バービー』に、「九段線」らしき線が描かれている地図が登場すると報じられた。「九段線」は、ベトナム当局が同国の領有権を侵害していると主張する地図上の線で、長きにわたって論争の的となっている。 ワーナー・ブラザースはVarietyでコメントを発表し、この地図が映画内に登場する意図や理由を明らかにしている。あの破線は、キャラクターがある場所からある場所に移動する際に架空の地図上に描かれる、その道すじを示す線のようなものだと説明している。バービーの場合は、現実世界への旅とい

    『バービー』がベトナムで上映禁止となった原因の地図についてワーナー・ブラザースがコメント「子供が描いたお絵かきのようなものです」
    kazuya030
    kazuya030 2023/07/09
    すまん、教養がなさすぎて、この地図のどこに問題があるかわからん。誰かバカにも分かるように教えて
  • 『Cult of the Lamb』を遊んで考える「もはや“ローグライト”は再定義しなければならないのでは?」という疑問

    昨今のインディーゲームでは「ローグライト」というジャンルが流行っている。このジャンルの人気はかなりのもので、筆者がたまたま遊んでいた『Cult of the Lamb』もその作品に該当する。 『Cult of the Lamb』は、うんこを拾いまくり信者を生贄にしまくるカルト教団経営シムと、入るたびに構造が変わるダンジョンに挑むローグライト・アクションの要素を兼ね備えた作品だ。乱暴にいえば「きたないどうぶつの森」といった内容で、2022年8月18日にリリースされわずか数日で100万を突破した人気タイトルだ。 作はIGN JAPANのレビューで8点を記録しており、確かに楽しいゲームだ。しかし、遊んでいると「ローグライトってなんだ?」とばかり考え込んでしまう内容でもある。 そもそも「ローグライト」というジャンルは流行しているものの、かなり曖昧な言葉だ。定義がゆるいだけでなく、“同じジャンル

    『Cult of the Lamb』を遊んで考える「もはや“ローグライト”は再定義しなければならないのでは?」という疑問
    kazuya030
    kazuya030 2022/08/29
    ローグライトのアンロック要素めんどくさくて嫌いなんだよな。
  • 最先端のジャンルがゲームにも「ローファイ・ヒップホップ」特集(前編):ゲーム音楽ディスクステーション第5回

    ローファイ・ヒップホップとは? ご存じない方に説明するなら、ゆったりしたビートとほんのりジャジーなフレーズが織りなす「癒やしのインスト・ヒップホップ」といったところでしょうか。ヒップホップと言いつつも、実はその文化の中から生まれたものではなく、主な支持層はこれ系のサントラに郷愁を感じる00年代アニメ世代、あるいは「作業用BGM」として魅せられた若いYouTubeリスナーなどだったりします。ヒップホップ流との結び付きは、あくまでも気だるいビートだけで、音楽的にはむしろVaporwaveの後裔的な位置にあるといえるでしょう。霞がかったノスタルジックな音像や、ビジュアルイメージと一体化したサウンドの扱いなどには、確かにVaporwaveの影響を感じることができます。 さて、そんなローファイ・ヒップホップですが、最近これにゲーム音楽が接近しつつあります。ムーブメントとしてのローファイ・ヒップホッ

    最先端のジャンルがゲームにも「ローファイ・ヒップホップ」特集(前編):ゲーム音楽ディスクステーション第5回
    kazuya030
    kazuya030 2021/09/28
    熱量を感じる記事。こういうの好き。無知すぎて内容は全然理解できてないけど
  • SF史に残る(べき)ゲームたち

    IGN Japan is operated under license by Sankei Digital Inc./IGN Japanはライセンスを受けて(株)産経デジタルが運営しています

    kazuya030
    kazuya030 2021/08/08
  • CD PROJEKT REDは『サイバーパンク2077』のPS4/Xbox One版に不満を覚えたユーザーに返金対応を発表

    しかし、メディアのレビューはあくまでPC版の評価だった。これは、作のデベロッパーであるCD PROJEKT REDが一律でメディアにPC版のレビューサンプルを配布していたことによる。だが、家庭用ゲーム機版(前世代機)がPCでの体験と大幅に異なることは、発売後に明らかになった。作は複数のE3のXboxカンファレンスでトレーラーが公開されているが、そこで披露された映像は実際の家庭用ゲーム機版とは明白なクオリティーの差があったことも指摘されている。「作は次世代機タイトルだった」という解釈もできるのかもしれないが、そもそも『サイバーパンク2077』の延期前の発売日は次世代機のローンチ以前に予定されていたし、現在も次世代機のバージョンは発売されておらず、後方互換機能でプレイできるだけだ。 多くのPS4/Xbox Oneユーザーの不満を受け、CD PROJEKT REDはTwitterにてPS4

    CD PROJEKT REDは『サイバーパンク2077』のPS4/Xbox One版に不満を覚えたユーザーに返金対応を発表
    kazuya030
    kazuya030 2020/12/16
  • 長い長いエピローグ『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』レビュー

    2度の延期を経て、ようやく公開の運びとなった『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。2018年に放映された全13話から成るテレビアニメ版では、京都アニメーションの手による美しく繊細なアニメーションによって、1人の少女の成長を綴ったドラマが描き出された。 原作は、京都アニメーション大賞という一般公募による原作募集企画における、はじめての大賞受賞作。大きな戦争を終え、戦火の傷も癒え始めた架空の都市・ライデンで、戦うことしか知らなかった少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンが、手紙の代筆業「自動手記人形(ドール)」として成長していく。 ヴァイオレットという少女の成長と、彼女が生きる世界で出会う人々の人生を通して、多くの視聴者が『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という作品に強い思い入れを抱いた。今回レビューする劇場版は、そんな思い入れに応えるかのように、美しい作画やテーマ設定を用いて、どこ

    長い長いエピローグ『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』レビュー
    kazuya030
    kazuya030 2020/10/04
  • 業界人が選ぶ、過去10年で最も優れていたビデオゲーム

    記事を読み進めて、J・アレン・ブラック氏、フィル・ハリソン氏、神谷英樹氏、ヨコオタロウ氏が選ぶ過去10年間で最もお気に入りの作品とその理由をチェックしよう。 プラチナゲームズ 稲葉敦志(『ベヨネッタ』) 『グランド・セフト・オートV』と『Monument Valley』です。GTAVは、当に面白いオープンワールドゲームのひとつの究極到達点だと思います。『Monument Valley』は、AAA一辺倒だったゲーム業界に地殻変動を起こしたようなインパクトがありました。現在のインディー隆盛に繋がるトップランナーだと思います。 カプコン 川田将央(「バイオハザード」シリーズ) あっという間の10年で、いろんなタイトルを遊んではきましたが、インパクトがあったタイトルはそこまで多くありません。それでもこの10年で最もインパクトがあったタイトルは間違いなく『Pokémon GO』だったと思います。2

    業界人が選ぶ、過去10年で最も優れていたビデオゲーム
    kazuya030
    kazuya030 2020/08/26
    コンシューマタイトル限定なのかな / オートチェス 、Factorio あたりはノミネートされそうなもんだが
  • SF人狼アドベンチャー『グノーシア』は、「開発者が147柱の神々に業務委託をする」ことで傑作になった――プチデポット・しごと氏インタビュー

    傑作といえる作品がどのように作られたか、ゲーマーならば気になるものだろう。しかし、それを知ったからといって必ずしも理解できるとは限らない。私の場合、SF人狼シミュレーション・ロールプレイング・アドベンチャーゲーム『グノーシア』の構造を開発担当者から軽く聞かせてもらったのだが、むしろ混乱するばかりだった。 『グノーシア』を開発したプチデポットのプログラマーである「しごと」氏によれば、“このゲームのなかにはシナリオの神や人狼ゲームの神がいて、スピリチュアルな感じになっている”そうである。意味がわからない。「この人はプログラマーというより祈祷師か何かでは?」とすら思える。 プチデポットの開発担当。『グノーシア』ではシナリオとプログラムを担当しており、作中では「ジナ」がかなりのお気に入り。変なゲームも好き。 めづかれ(名:川勝徹) プチデポットのリーダー。いわゆるプロデューサー的な立場で、『グノ

    SF人狼アドベンチャー『グノーシア』は、「開発者が147柱の神々に業務委託をする」ことで傑作になった――プチデポット・しごと氏インタビュー
    kazuya030
    kazuya030 2020/05/10
  • 2010年代のゲームを振り返ろう!ここ10年で最高の30本はこれだ!

    3Dプラットフォーマーがマイナーになったのは、何も2010年代に始まったことではない。それでもこのジャンルの魅力を示し続けてきたシリーズがあるとすれば3Dマリオだ。『スーパーマリオ オデッセイ』は記憶に新しいし、格的な協力プレイを実現した『スーパーマリオ 3Dワールド』も捨てがたい。だが、3Dマリオの核となる要素が素晴らしいゲームデザインであるとするのならば、それが『スーパーマリオ ギャラクシー2』ほど凝縮されたタイトルは他にないだろう。ひとつの惑星から次の惑星へと移動して、その度にゲームの目的やルールが変わる多様性には圧倒される。ヨッシーも敵をべるのはもちろん、猛ダッシュから身体を風船のように膨らませるギミックまであり、とにかく無限のクリエイティビティが際立つタイトルだ。――クラベ・エスラ ファイナルファンタジーXIV(2010年) 『ファイナルファンタジー14』は、ゲーム質とは

    2010年代のゲームを振り返ろう!ここ10年で最高の30本はこれだ!
    kazuya030
    kazuya030 2020/01/27
  • 実写版『キャッツ』を一足先に観た北米メディアが恐怖におののき発狂する――「不浄なポルノ」、「ホラーであり、忍耐力テストでもある」

    12月になった。今年一番のビッグタイトルが劇場にやってくる時が来たのだ。いや、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ではない、実写版『キャッツ』だ。もっとも映画化に向いていないブロードウェイ・ミュージカルが、北米では12月、日では1月に劇場で公開される。先日『キャッツ』のワールドプレミアが北米で行われ、メディアの反応がSNSに投稿された。 MashableのAngie J. Hanは、『キャッツ』を観たあと社会への希望を失ったとコメントしている。 「『ジョーカー』でアーサーが『社会で生きる”まともな人間”になろうとするのを諦めた』と言って、自分のなかの悪を解き放つシーンがあるけど、『キャッツ』を観た私の感想はそんな感じ」 Lindsay Ellisは、『キャッツ』の制作陣が実際にを見たことがあるのか疑っている。 「『キャッツ』のたちは、ホルモンを爆発させている。それも(ジョー

    実写版『キャッツ』を一足先に観た北米メディアが恐怖におののき発狂する――「不浄なポルノ」、「ホラーであり、忍耐力テストでもある」
    kazuya030
    kazuya030 2019/12/20
  • 接続者20万、登録者400万人のゲームはMod!?無料8人ターンベースストラテジーバトルロイヤル『Dota Auto Chess』

    2019年1月4日にリリースされたばかりのゲームでありながら、同時接続者数20万人以上、登録者数400万人を突破したゲームがある。これだけ聞くと、「新作オンラインゲーム? 新作バトロワの『Apex Legends』のこと?」などと思う人が大半だろう。実はこのゲームSteamを運営するValveが開発しているMOBA『Dota 2』のMod(ユーザー作成の改造データ)である。『Dota 2』ではユーザーがMOBAとはまったく違うようなジャンルのカスタムマップを制作でき、Steamワークショップにて配布できるようになっているのだ。 マップの名前は『Dota Auto Chess』(『刀塔自走棋』)といい、1月中旬にはIGN Southeast Asiaなどの海外メディアでもその人気が伝えられていた。同時接続者数については正確ではないとコミュニティーで指摘されていながらも、1月中旬において60

    接続者20万、登録者400万人のゲームはMod!?無料8人ターンベースストラテジーバトルロイヤル『Dota Auto Chess』
    kazuya030
    kazuya030 2019/08/24
  • ビデオゲームへの偏見とそれへの批判:東洋経済オンライン『スプラトゥーン』の「中毒性」ついて

    東洋経済オンラインに「『スプラトゥーン』の中毒性が極端に高い理由」という記事が掲載されている。このような記事は相手にしないほうがいいと言われるかもしれないが、ゲーマーでない人からあらぬ誤解を受ける可能性がある。ゆえに誰かが一度きちんと否定する必要があると考え、この原稿を書くことにした。 その記事では、任天堂が展開しているNintendo Switch向け対戦アクションゲームスプラトゥーン2』が「家族の絆をも壊すゲーム設計を採用している」と書かれている。毎日遊ばせたくなるような仕掛けがあり、中には「ギア」というガチャのようなシステムがあって、それのせいでやめられないのだ……、と。しかし、これは明らかに間違っている。いや、間違っているだけならまだマシで、問題は“読者の不安を煽るような記事”にしかなっていないところだ。 ゲームを正確に捉えられていないゲーマーとしての失望 『スプラトゥーン2』(

    ビデオゲームへの偏見とそれへの批判:東洋経済オンライン『スプラトゥーン』の「中毒性」ついて
    kazuya030
    kazuya030 2019/02/04
  • ニンテンドーeショップはいつまで魅力を保つことができるのか?Switchについに“困った実写ゲー”が来た

    Nintendo Switchではインディーゲームがよく売れているらしい。実際のところ私もそれを肌で感じており、PCではスルーしているゲームをNintendo Switchならば遊ぶということがしばしばある。さまざまなスタイルで遊ぶことができるというのは想像以上に価値があるし、今後は『Undertale』などの有名タイトルが出ることもあって期待も高まるばかりだ。 しかし、光が当たる市場というものには影ができるもの。既にさまざまな方面から言われていることだが、Nintendo SwitchのDL版タイトルを販売するニンテンドーeショップには不安がつきまとっている。タイトル数が少ないうちは各タイトルが注目される割合は高くなるが、数が増えれば増えるほど注目されづらくなるのではないか……、と。 実際、Steamのようなプラットフォームでもゲームの数が増えすぎて好みの新作を見つけるのは容易ではなくな

    ニンテンドーeショップはいつまで魅力を保つことができるのか?Switchについに“困った実写ゲー”が来た
    kazuya030
    kazuya030 2018/04/02
  • 対戦ゲームのバランスは何が“正解”なのか? ―― 「スプラトゥーン2」から見るゲームバランスという曖昧で魅力的な存在

    「ああクソ! このゲーム、バランスが悪すぎるせいで負けた!」 対戦ゲームを遊んだことのあるゲーマーならば、上記のようなことを一度は口にしたことがあるのではないだろうか。他のプレイヤーとゲームを通じて戦う対戦ゲームというものは、ゲームバランスが非常に重要な要素となっている。とあるキャラクターが強すぎれば他のキャラクターは使う意味がなくなってしまうし、大きな穴があれば対戦そのものが成り立たなくなる可能性もある。 しかしながら、“完璧なバランスの対戦ゲーム”というものがまず存在しないというのは面白いものだ。対戦ゲームはいろいろあるが、プレイヤーに話を聞けばたいていどれが強すぎるだの不満を聞くことができるはずである。これはゲームバランスを調整することの難しさを示すと同時に、プレイヤーを納得させることが難しいことも表している。 一口に対戦ゲームと言ってもさまざまだが、今回は実際にゲームとして発売しつ

    対戦ゲームのバランスは何が“正解”なのか? ―― 「スプラトゥーン2」から見るゲームバランスという曖昧で魅力的な存在
    kazuya030
    kazuya030 2017/09/18
  • 「ゼルダの伝説 BotW」、ハイラルの実在感を高めるためのサウンドデザイン

    2017年9月1日、パシフィコ横浜にて行われた開発者向けカンファレンスCEDEC 2017にて、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のサウンドデザイン担当者がその開発経緯を語った。登壇したのは、任天堂企画制作部サウンドディレクターの若井淑氏と、企画制作部サウンドプログラマ―の長田潤也氏だ。 両氏はまず、同作で使用されている音源を「オープンエアーサウンド」と定義し、その要は「環境音」であると語った。同作の環境音は、画面に映し出されているものにとどまらず、目に見えない要素をも表現するものだ。たとえば、風の音、鳥の鳴き声、川の流れなどである。視界の外にあるこういった要素を追求することで、世界観の強化が行われているという。 たとえば、グラフィックで描かれることのない虫の鳴き声は、主人公リンクを中心にhex座標を展開することで立体感を表現した。同じ方向に重複した音源のうち、ひとつを進行方向の

    「ゼルダの伝説 BotW」、ハイラルの実在感を高めるためのサウンドデザイン
    kazuya030
    kazuya030 2017/09/03
  • 「ゼルダの伝説 BotW」にバグが少ない理由

    素晴らしいオープンワールドゲームならいくらでもある。「The Elder Scrolls V: Skyrim」、「ウィッチャー3 ワイルドハント」、「グランド・セフト・オートV」、「Fallout 4」など、巧妙に作り込まれた膨大なスケールのゲームは特に海外のタイトルが多いように思う。それらと比べても遜色のない国産タイトル「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(以下、BotW)だが、他のオープンワールドゲームより優れている点があるとすれば、バグの少なさなのではないだろうか。僕はハイラルの世界を150時間以上冒険しているが、バグらしいバグに遭遇したのは片手で数えられる程度の回数しかないのだ。 では、なぜBotWはこんなにもバグが少ないのか。「何年も入念に開発してきたからだ」とか「細かいところを丁寧に作り込む日人の職人魂が備わっているから」とか、そんな理由でも片付けられそうな気がするが

    「ゼルダの伝説 BotW」にバグが少ない理由
    kazuya030
    kazuya030 2017/09/02
  • 「スプラトゥーン2」レビュー

    Nintendo Switchが発表された際、「スプラトゥーン」の新たなタイトルが登場すると映像で明らかになった。このころタイトルや詳細などは発表されておらず、私はてっきりアップグレード版が登場するのだと思っていた。しかしその後に発表されたのは「スプラトゥーン2」、新作だったのである。 「スプラトゥーン2」は、簡単に言えば前作の要素をさらにパワーアップさせた対戦アクションゲームだ。インクリング(イカ)と呼ばれる生物たちがインクを塗り合う4対4のバトルを繰り広げるという基は変わらない。そしてどのように進歩したかを書くと、前作に比べるとここが良くなっただの前は不満だったここが改善されただの、とにかく比較して良くなったことばかりを書くことになる。いや、そうなってしまうのだ。 そうなると「やはりアップグレード版では?」と思う人もいるかもしれないが、それは違う。「スプラトゥーン2」は確かに前作とコ

    「スプラトゥーン2」レビュー
    kazuya030
    kazuya030 2017/07/25
  • なぜこのゲームが「モンハン」の次に売れるのか…?「Ice Station Z」から見る3DSという市場の特殊性とゲームの評価の難しさ(前編)

    ゲームライターをやっていると面白いゲームに山ほど出会うが、つまらないゲームと遭遇する回数も多い。今回も苦笑してしまうようなゲームと出会ったのだが、この作品は単なる低品質なものではない。“売れているタイプのつまらないゲーム”なのだ。 ニンテンドー3DSで「Ice Station Z」というオープンワールドゾンビサバイバルゲームが発売されている。多くの経験を積んでいるゲーマーからすればタイトル画面のフォントを見ただけで作のヤバさを理解できると思うが、実際のところ作はかなり出来が悪い。メタスコアも散々だし、もし私が作のレビューをIGN Japanで書いたら10点中3点あたりをつけていることだろう(つまり、ひどいということだ)。 しかし、日国内のニンテンドーeショップにおける購入者評価の平均は非常に高く、5段階評価の約4.5を記録している(2017年4月20日時点)。また、ダウンロード専用

    なぜこのゲームが「モンハン」の次に売れるのか…?「Ice Station Z」から見る3DSという市場の特殊性とゲームの評価の難しさ(前編)
    kazuya030
    kazuya030 2017/04/24
  • 1