Googleは、特許ライセンス管理団体MPEG LAとの間で、ビデオ圧縮に関する特許についてライセンス合意に達した。Googleの「VP8」ビデオコーデックとそのストリーミングビデオプラットフォームである「WebM」は、さらなる普及に向けて道が開かれた。 この合意により、VP8やすでに開発中で今後登場する「VP9」コーデックで使われている技術をサブライセンスする権限がGoogleに付与される。MPEG LAはまた、VP8特許プールを形成する取り組みを破棄することにも合意した。この特許プールは、同団体が保有するビデオ特許のクロスライセンスを可能にする狙いであった。 合意に関する財務面の条件は明らかにされなかった。 Googleの特許担当次席法務顧問を務めるAllen Lo氏は声明で、「VP8を広範に採用されるウェブビデオフォーマットとして確立したいGoogleの取り組みにとって、今回の合意は