ナイツが試合前に“吉本いじり”の漫才で盛り上げた。ジャイアンツカラーのオレンジのスーツ、ネクタイでグラウンドに登場。 塙宣之は「岡本に注目している」と若き主砲の名指し。「昨日の会見はグダグダだったから」と吉本興業の岡本社長にかぶせた。さらに「岡本は来年、年俸が半額になるみたいですから」と押し込んだ。最後は「今日は9対1でジャイアンツにかってほしい」とギャラ問題をにおわして締めくくった。
画鋲をリングにまく高橋匡哉(2019年1月14日撮影)その晩、後楽園ホールの6メートル四方のリングは金色の海と化した。 1月14日に行われた大日本プロレスのBJW認定デスマッチヘビー級選手権。この日のために集められた画びょうの数は史上最多の34万4440個。ファンの愛がこもったその海の上で、王者高橋匡哉(32)と挑戦者伊東竜二(42)が、画びょうを用いてあの手この手で技をかけ合う。 その度に飛び散る画びょうに照明の光が反射し、きらきらと輝いた。両者の体も徐々に血の赤で染まっていく。加えて凶器に使われた蛍光灯の白い破片も彩りを添えた。激しいデスマッチでありながら、あまりに美しいその試合はその後もずっと筆者の頭から離れなかった。 SNSなどを通じ、34万もの画びょうが集まったその事象自体も非常に興味深かった。歴史に残るこの一戦について、2月頭、高橋、伊東の2人にあらためて話を聞いた。 「挑戦し
前代未聞の取組があったのは秋場所3日目のこと。西序ノ口29枚目の服部桜(18=式秀)が、同26枚目の錦城(18=九重)との一番で敗退行為を繰り返した。 この取組の映像は、非公式ながらYouTubeにもアップされている。(https://www.youtube.com/watch?v=RiAI8fXBJoM) 服部桜は最初の立ち合い直後、両手を前についた。立ち合い不成立とみなされ、やり直しの2回目はヘッドスライディングのように自ら転んだ。3回目は、後方に尻もちをついた。いずれも相手に触れる前のことだ。4回目にようやく立ち合い、無抵抗のまま引き落とされた。 土俵下で審判長を務めていた東関親方(元幕内潮丸)は言う。「何回か、あの子の取組は見たことがあるけど、あんなのは初めてでした。びっくりしたのが正直なところ。どう判断していいか戸惑いました」。審判長として、審判部長の二所ノ関親方(元大関若嶋津)
空手家でタレントの角田信朗(55)が、国内デビュー戦となったボディビル大会で3冠の快挙を成し遂げた。 10日、大阪市内で開催された「2016年ボディビルフィットネス選手権大会」に出場、昨年9月の「日本グアム親善 ボディビル選手権」初出場初優勝に続き、いきなり国内でも栄冠を勝ち取った。 男子マスターズ50歳以上級と男子75キロ超級にエントリーした角田に海外初出場初優勝の慢心はなかった。「思い出作りでやっているんじゃない。『勝ちたい』じゃなく、『勝つ』と宣言してやっている」との決意から、グアム大会での調整法を再度分析。トレーニングの強度を維持しながら熊本県から取り寄せた良質の馬肉を連日1キロ食べ毎日200グラム減量する新たな調整法で大会に挑んだ。 午前に行われた男子マスターズ50歳以上級の参加者は20人。予選審査を通過し気合を入れ直し決勝審査へ。フリーポーズの60秒では「優勝の験担ぎです」とグ
関東・東北水害で、大きな被害が出た茨城、栃木両県では13日も行方不明者の捜索が続き、新たに男性3人の死亡が確認された。このうち1人は、茨城県常総市が鬼怒川の堤防決壊前に避難指示などを出していなかった三坂町で発見された。同市高杉徹市長は記者会見で「行政上のミスだった」と認めて謝罪した。一方、三坂町の住宅が流される中で、一軒の白い家がそのままの形で残った。ネット上では、頑丈な家が危機的状況にあった近隣住民の命を守ったと話題になった。 常総市三坂町の堤防決壊現場で、周囲の住宅が流されたり半壊する中、1軒の白い家がそのままの形で残った。流れてきた家を受け止め、さらには濁流の中、電柱につかまった男性が助かった要因になったとみられている。電柱は、白い家のすぐ下流に立っており、家により水流も弱まったとインターネットなどでたたえられている。 この様子は、テレビ中継され、ネット上でも「あの白い家はすごい」と
<JWP:JWP-CLIMAX2011~米山香織FINAL>◇23日◇東京・後楽園ホール◇1170人 女子プロレスラー米山香織(30)が前代未聞の引退撤回劇を演じた。99年11月にデビュー。小さな体を活かした動きと、明るいキャラクターで人気を博し、数々のベルトを獲得。10年7月に奪取したJWP認定無差別級王座は10度防衛し、最多防衛記録を保持していたが「全力で自分のスタイルを表現するためにゴールを決めていた」と今年いっぱいでの引退を決意した。デビュー戦と同じ相手、同じ場所となる春山香代子(32)と引退試合を行い、18分48秒、ダイビング・ギロチンドロップからの片エビ固めで敗戦。12年のプロレスラー生活にピリオドを打つはずだった。ファンや関係者に惜しまれながら引退セレモニーも行われたが、米山はテンカウントゴングの途中で「やっぱり辞めたくない」と泣き崩れる。それでも「引き返せない」と答えを出せ
「花と蛇」などの官能小説で知られる作家の団鬼六(だん・おにろく、本名黒岩幸彦=くろいわ・ゆきひこ)氏が6日午後2時6分、胸部食道がんのため東京都内の病院で死去した。79歳。滋賀県出身。葬儀・告別式の日取りは未定。喪主は長男黒岩秀行(くろいわ・ひでゆき)氏。 関西学院大卒業後、相場師だった父親を題材にした「親子丼」が小説雑誌の新人賞に入選。純文学を書きながらバー経営に手を出すが失敗し、ポルノ小説を書き始めた。 雑誌に長期連載した「花と蛇」は、サディズムとマゾヒズム(SM)を丹念に描いて話題を呼び、それまで未開拓だったSM小説の第一人者に。谷ナオミさんや杉本彩さんらが主演して映画化もされた。 その他の代表作に「夕顔夫人」「不貞の季節」「真剣師 小池重明」など。将棋好きとしても知られ「将棋ジャーナル」社主を務めたほか、映画の監督・製作やエッセーなど幅広いジャンルで活躍した。 晩年は腎不全などを患
<19時女子プロレス:埼玉大会>◇22日◇埼玉・イサミレッスル武闘館 つくし(13=アイスリボン)が新設されたIW19王座の初代王者となった。19時女子は動画配信サービスUstreamを活用したネット中継限定団体で、同選手権開催もインターネットを通じて中継されることが条件。海外にテレビ王座はあるが、ネット王座は史上初となる。茨城県出身のつくし、宮城県出身の藤本つかさ(27=アイスリボン)、宮城もち(24=アイスリボン)、青森県出身の飯田美花(18=フリー)と、東日本大震災で被災した4選手によるワンデートーナメントで争われ、つくしは1回戦で宮城を下し、藤本と決勝で対戦。アイスリボン3冠王者を相手に防戦一方の苦しい戦いを強いられたが、得意のハルカゼ(コルバタ式エビ固め)で丸め込んで逆転勝利。東日本大震災で茨城県の自宅にヒビが入ってしまうなど、不安な日々を過ごしてきたが、人生初のベルトに「防衛を
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