ティム・ウーは著書"The Curse of Bigness"(2018年)で独禁法に焦点を当てて、現代が独禁法以前の「金ピカ時代(Gilded Age)」に戻りつつあると警笛を鳴らしました。そして2020年にようやく司法省が重い腰を上げてGAFAの独禁法違反について動きを見せはじめました。 Facebookの独占禁止法違反を米連邦取引委員会が主張、買収した企業を切り離すよう要求 Google独禁法提訴第3弾、米州当局「検索で自社優遇」 12億ドル収益のゆくえ、Appleは独禁法違反なのか【Fortnite(フォートナイト)戦争】(2/2) EU、Amazon.comを独禁法で新たに正式調査 今回紹介するサリー・ハバードの"Monopolies Suck"はティム・ウーの"The Curse of Bigness"のアップデート版として、活動家としての立場から、いかに独禁法が骨抜きにされて