あなたは「仕事ができない人」だろうか。 タイトルに引かれて読み始めた「できない自覚がある人」も、「自分は『できない人』かもしれないとうすうす感じているけれど、どうしても認めたくない人」も、本稿にたどり着いたのは何かのご縁だ。ちょっとした捉え方の違いで、昨日までの「できない人」が今日から「できる人」に大変革するかもしれない。そのヒントをお伝えしよう。 例えば中学まで部活動で好成績を収めていても、高校で同じ部活に入ったら、同い年なのに自分より圧倒的に強いプレイヤーがゴロゴロいてレベル差に愕然(がくぜん)とすることがある。大学生時代にインターンシップや学生団体で実績を残していたとしても、社会人同期にはとんでもなく優秀な人がいて、自信をなくしてしまった経験を持つ人もいるだろう。 しかし、もしかしたらあなたは、周囲の優秀な人と引き比べて「自分なんてダメなんだ……」と萎縮し、自己暗示をかけているだけか