Flash CS3が備えるActionScript3.0では,XML形式(eXtensible Markup Language形式)のデータを扱うための「XMLクラス」が,格段に扱いやすくなりました。XMLをそのままコード内に記述したり,E4Xで定められた記法を使って,各要素へと簡単にアクセスができるようになっています。 最近ではXML形式のデータを介したデータのやり取りや,Webサービスなども盛んなので,知っておくと大変便利なクラスです。今回は,XMLデータの読み込み・生成から,個々の要素へのアクセスの方法や抽出方法についてご紹介します。 図1では,Flashムービーと同じディレクトリにある「xmlData.xml」という名前のXMLファイルを読み込んで,その内容を表示しています。また,ムービー右上のコンボボックスを操作すると,読み込んだXMLデータから,任意の物を抽出して表示します。
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