今日はセキュリティ関連の話題を。というのも、6月にIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が公開した「ウェブサイト構築事業者のための脆弱性対応ガイド」という資料が非常にわかりやすかったからです。 IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が2009年6月8日に、「ウェブサイト構築事業者のための脆弱性対応ガイド」を公開しました。 昨年は「ウェブサイト運営者のための脆弱性対応ガイド」でしたから、これで発注側向けと受注側向けの、Webサイトのセキュリティに関するIPAのガイドが揃ったことになります。 ウェブサイト構築事業者のための脆弱性対応ガイド → http://www.ipa.go.jp/security/fy20/reports/vuln_handling/ (解説) → http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vuln_sier_guide.pdf (本文PDF
対象ユーザーとサイトの目的ごとにまとめた全17パターンの記事一覧はこちらからどうぞ。 「就職希望者×採用サイト」成功の法則まずは、企業の採用活動を支える採用サイトのあり方について考えていきます。優秀な人材を獲得したいと思うのはどの企業の人事担当者でも同じことでしょう。果たして、企業の採用サイトにはどのような役割が求められているのでしょうか。 企業・就職希望者双方からみた現状インターネットが重要なツールとなった今日では、リクナビやイーキャリアに代表される採用ポータルサイト(就職情報サイト)が非常に重視されています。かつて、知名度がない企業は就職希望者の集客にとても悩まされていました。しかし、採用ポータルサイトの登場が、集客のみならず初期段階での理解やエントリー機能などを担う強力なツールとして採用担当者の負荷を軽減させることになったのです。 それと同時に、就職希望者にとっても採用ポータルサイト
“SEO神話”に要注意検索エンジンまわりのプロモーションが主流となって数年が経っている。かなり詳しい人もいれば、何となくしかわからない人もいると思う。今回は、SEOに関してあまり詳しくない方々(または何となく理解しているがまだ自社のサイトなどで実施したことがない方々)を対象にして説明する。 企画書の話をする前に確認しておきたいことがある。SEOを行っている企業の業績が良いと聞き、SEOを実施すればWebサイトの課題のほとんどが解決すると勘違いしている方が未だ多いように感じる。私はそういった考え方を“SEO神話”と呼んでいる。SEOは万能ではない。まず、SEOとは何なのか、基本的なことを再度認識しておく必要がある。 SEOの目的は上位表示することではない!SEOとは、検索エンジンでの検索結果で自社Webサイトを上位表示することが最終目的ではない。検索エンジン向けの対策を行って、最終的に自社W
※2015/6/30更新 記事3ページ目、メルマガ配信の説明内容を一部修正しました。 ネットショップを新規に立ち上げるにあたってネットショップは日々増え続けている。楽天やヤフーをはじめとする多くのネットショップ関連の企業がネットショップ立ち上げを推進したり、ネットショップでの成功事例が多くのところで紹介されたりしているため、ネットショップを立ち上げたいという要望は、最近になっても非常に多い。そして多くの企業がネットショップを立ち上げるが、そのネットショップを成功させている企業はそれほど多くない。 最初に言っておくが、ROIがとれるネットショップを構築することは簡単ではないということを認識してほしい。 あまりないことだとは思うが、あなたの企業が新規事業展開の一環として、ネットショップによるBtoCでの販売を新規事業として企画し、今までまったく関係していなかったBtoC向けの商品を仕入先から開
僕は最近、コンサルティングの時間のかなりの部分を、企業のブログの最適化(または刷新されたサイトへのブログの追加)に使っている。そのおかげで、注意が必要な戦略や避けなければならない落とし穴にのパターンが見えてくる。そこで、1時間400ドルの相談料を取ってこのテーマについて助言を与えるよりも、ごく一般的なアドバイスの多くを、このブログで共有するほうが有益じゃないかと思ったわけだ(僕の中のビジネスマンの部分がオープンソース的な部分と争うのだけれど、いつも負けてしまう)。 適切なブログソフトを選ぶ(または自作する) 適切なブログ用CMS(コンテンツ管理システム)を使うかどうかで、大きな違いが生じる。目立とうと思うなら、カスタム版のブログソリューション(ユーザーに合わせて完全にカスタマイズできるもの)を作るのがお勧めだ。ほとんどの場合は、WordPress、Blogger、Movable Type、
物心ついて以来、僕にとって何かを学ぶ最善の方法は、実際にそれをやってみることだった。検索エンジン最適化を理解しようと取り組んでいたとき、僕はやるべきことのチェックリストを数え切れないほど作ったんだ。そこで、SEOを身につけるのにいちばん役立つチェックリストを以下にまとめてみた。SEOについて、あまり経験はないけれどもっと学んでみたいという人たちの役に立てればいいな(おまけとして、イケてるチェックボックスも付けとくね ―― クリックしてもチェックできないけど)。 基本的なWebサイトの作り方を学ぶSEOのテクニックに首を突っ込む前に、ウェブ開発の基本事項を知っておくことが大事だ。以下の課題に取り組んで、SEO業者として成功するために必要なウェブ開発スキルを養おう。 簡単なWebサイトなら、WYSIWYG式のHTMLエディタなんかは使わずに、自分でソースコードを書けるようにする コードって言葉
Google ― サイトのランキングを上げるにはどうしたらよいですか?(日本語版)Yahoo! ― 自分のサイトを「ウェブ検索」の検索結果に表示するには、そしてサイトの順位を上げるにはどうすればいいのでしょう?(日本語版:自分のサイトを検索結果に表示したいときは、日本語版:サイトの順位を上げるには)Microsoft/Live ― 正しくインデックス登録するためのガイドライン(日本語版)Ask ― Ask.comのウェブマスター向け情報だが、ここに示したガイドラインも役に立たないわけじゃない。それなりに価値のあるヒントも一部にはある。たとえば、Yahoo!のこれとか。 特定のウェブサイトがウェブ検索の結果に表われるか否か、そしてその順位がどのように上下するかについては、多くの要素が関係します。それら要素をいくつか例示すると、以下の通りとなります。 サイトが獲得している外部リンク数ページ内の
前回の記事では検索エンジン全体の仕組みをおさらいし、その中でもクローラーの動きに着目しました。最新の情報を検索結果に反映させるためには、クローラーになるべく多くの回数自社サイトを訪問してもらい、ページの内容を適切な情報としてインデックスしてもらう必要があります。 このインデックスの際に重要なのが、サイトに対するクローラーの回遊性「クローラビリティ」です。クローラビリティを向上させる要素の1つとして、URLの最適化があげられます。SEOには、キーワードやカテゴリの設計、HTMLの最適化、外的施策などさまざまな対策が考えられますが、その中でもURLの最適化は、最も重要な要素の1つです。いくら他の対策が完璧でも、URLの設定によってはいい効果が期待できません。 一口にURLの最適化といってもさまざまです。この連載では、以下の3つの方法を説明していくことにしたいと思います。 永続化 ←この記事で解
URL内の単語の区切りには下線(アンダースコア)でなくハイフンを使うページの見出しにはh1要素を使う小見出しにはh2要素とh3要素を使うそのページでターゲットとしているキーワードを、少なくとも1回は太字/強調表示する内部リンクを、ページ内でターゲットとしているアンカーテキストを含むように変更するキーワードはtitle要素の前のほうに配置するコンテンツに対するコードの割合を減らす画像や写真には関連するalt属性をつけるログイン、登録、情報開示に関する条項などを表示するページにはnofollowリンクを使う こうした「ちょっとした」工夫は、往々にして優先リストの一番下に置かれ、開発や実装に必要なリソースばかり気にする多くの組織では、SEOで推奨する事項を取り入れようというときに結局顧みられずに終わる。 その場合のやり取りは、大体こんなもんだろう。 クライアント:このうちの一部だったらできそうだ
日本国内の主要検索エンジンで検索された リアルな検索キーワード&検索数をチェック キーワードハンター (株式会社アイレップ、 アユダンテ株式会社、株式会社クロスリスティング) http://www.kwhunter.com/有料 無料 GoogleYahoo! その他 キーワードハンターは、日本国内の主要な検索エンジンをポータルサイトから利用するユーザーが検索したキーワードと、その検索数をチェックできるサービス。有料サービスではあるが、実際に検索されているキーワードの実数を知ることができる貴重なサービスだ。 ネットマーケティング事業を行う、アイレップ、アユダンテ、クロスリスティング、3社の共同事業で、検索データはリスティング広告会社のクロスリスティングが提供。実際にインターネットユーザーが主要な大手国内ポータルサイトで検索したキーワードのデータを、ほぼ加工・編集することなしに提供している。
SEO/SEMに役立つキーワード調査ツール利用ガイド このコーナーでは、ネットビジネスを強力に支援する製品について、それを支える技術や市場動向を説明し、さらに各社から提供されている製品を紹介する。競合がひしめく市場で、他社に差を付けるための武器として、ぜひ導入を検討してみてほしい。 今回は、SEOにもキーワード広告にも必須となる「キーワード選び」に役立つサービスを紹介する。 TEXT:編集部&鶴田修朗 SEOの基本ステップサイトにSEOをする場合、基本的な手順は次のようになる。 現状把握現状で検索エンジンからどんなキーワードでどれくらいのユーザーを集められているのか、サイトにどんなコンテンツがあるのかを確認する。 キーワード調査サイトにどんなユーザーを集客したいのかをもとに、SEOでねらうキーワードを選定する。 SEO施策サイト内のコンテンツ、HTMLの書き方、サイト内リンク、サイト外リン
あなたが考案している企画がある場合、その企画が上司のミッションとどう関わりがあるかをまず考え、あなたの提案によって上司のミッションが実現可能かどうかを考える必要がある。自分の感覚でウェブサイトリニューアルが必要だと考えても、リニューアル後に集客や売上アップにつながらないと思える企画ならば、上司がその企画を通す可能性は限りなく少なくなる。 上司がどういう課題を抱えていて、どういうミッションを与えられ、今後どうしていきたいかなどを知ることは、企画提案に際しては非常に重要なことになる。まずは提案相手について知ろう。直属の上司が社長だとしても同じことだ。 現状把握は必ず行う(現状分析)どんな企画を行う場合でも、現状把握は必ず必要となる。場合によっては「背景」として今の市場の動向などを知ることが必要な場合もある。 ウェブサイトのリニューアル、ウェブプロモーション実施、CMS導入、グループウェア導入な
リンク構築キャンペーンを始める前にあらゆるマーケティング活動と同様に、リンク構築キャンペーンにおいて最初に着手する工程は、目標とその目標を達成するための一連の戦略を設定することでなければならない。 しかし、悲しいかな、リンク構築は測定することが最も難しい活動の1つだ。検索エンジン最適化の観点から見ると、特に難しい。各検索エンジンの内部では、正確で数学的な測定基準を使用して各リンクを評価しているが、検索エンジンの技術陣以外の人間がこうしたデータを取り出すことは不可能だからだ。したがって、僕らはSEO担当者として、リンクが持つ価値を評価するための尺度を構築する上で役に立つ、多数の要素を参考にするしかない。 上で挙げた測定しにくいいリンクシグナルのデータに加え、次のような評価基準もある。 関連した検索語におけるページの表示順位 所定のページについて、検索エンジンがどの程度高く評価しているのか判断
今週は、「SEOの意外な裏技」シリーズその1、その2に引き続き、第3弾として、僕がまだSEOになりたての頃によく頭を悩ませた(そして今も、多くのサイトを惑わせているらしい)ある問題を簡単に見ておこうと思う。 といっても、難しい問題なんかじゃない。「A」というキーワードで高い検索順位を獲得しているページがあると、大した理由があるわけでもないのに、「A」によく似たバリエーションをターゲットにした別のページを作るという間違いを犯す人がいる、ということなんだ。 1つ例を挙げよう。 ときには、異なるページでさまざまなキーワードのバリエーションにターゲティングした方がいいっていうこともありうるけれど、その場合はちゃんと理由を考えなければならない。上図の例で言うなら、「電気スクーター」を検索するのと、「電気スクーターを購入」「電気スクーター販売」「格安電気スクーター」を検索するのとでは、検索者の意図は実
数字301恒久的なサーバーリダイレクト。Apacheサーバーの.htaccessファイルに記述したウェブページのアドレス変更のこと。正規版サイト公開時のURL変更問題を処理するのにも便利。AAdWordsアドワーズ広告を参照。AdWordsサイトMFAと同義。GoogleのAdWords広告掲載プログラムAdsense用に作成したページのこと。広告掲載だけを意図して設計したウェブサイト。必ずしも悪くはないが、一般的には良くない。テレビ番組なんかは、多くの場合広告目的だね。altテキスト代替テキストを参照。BB2B企業間の商取引。B2C企業と消費者間の商取引。CCGCユーザー生成コンテンツを参照。CGMユーザー生成コンテンツを参照。CMSContent Management Systemの略。コンテンツ管理システムを参照。CPC(Cost Per Click)クリック単価の略。掲載した広告の
携帯サイト向けCMS厳選8製品ガイド このコーナーでは、ネットビジネスを強力に支援する製品について、それを支える技術や市場動向を説明し、さらに各社から提供されている製品を紹介する。競合ひしめく市場で、他社に差を付けるための武器として、ぜひ導入を検討してみてほしい。今回は、ケータイ向けの公式サイトやキャンペーンサイトを自社で構築・管理・運用するための「携帯サイト向けCMS」だ。 福永 充利(株式会社シンクウェア) 企業は当然携帯サイトの時代 ケータイCMS選定のポイントは?ケータイの普及台数は9000万台を超え、ケータイを取り巻く市場規模も7,000億円を超える勢いだ。今やパソコンのみでインターネットを利用しているユーザーよりも、ケータイのみでインターネットを利用しているユーザーのほうが多くなった。すでに携帯サイトは、すべての業界、企業にとって無視できない存在である。特にケータイ検索サービス
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く