平成9年3月、鹿児島県阿久根市の国道3号線沿いに24時間営業大型店「AZスーパーセンター」(売り場面積11,635㎡)をオープンした。売り場面積1万㎡以上の24時間営業大型店は九州はもちろん国内最初である。食料品を中心に日用品や家庭用品、医薬品、酒など約16万品目を取り扱っている。だんご屋、たこ焼屋、ゲームセンターを除くと生鮮食品、ラーメン・カレーショップ、ベーカリーに至るまですべて直営というのも珍しい。 昭和61年に川内市郊外で24時間営業、 1万㎡の店をプランニングしていた。 --阿久根市の人口が2万7000人。地方の小都市で24時間型大型店舗をオープンされたわけで、業界ではどこも興味津々といった感じで見ていると思うんですが。 牧尾 皆さん方から3つのリスクと言われます。1番目に立地リスク、2番目に商品構成のリスク、3番目に営業時間のリスクと。なぜ、そこまでのリスクを冒してやるのかと。