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ブックマーク / science.srad.jp (11)

  • 粘着テープを剥がすとテラヘルツ波が発生する | スラド サイエンス

    粘着テープを勢いよく剥がすと光を発したり X 線が放出されることが分かっているが (/.J 過去記事) 、新たな実験でより低周波のテラヘルツ波も発生していることが明らかになったそうだ (家 /. 記事、doi:10.1364/OL.34.002195) 。 この研究を行ったのは豪ニューサウスウェールズ州 Wollongong 大学の Joseph Horvat 博士および Roger Lewis 博士。粘着力の弱い電気工事用テープと、より粘着力の強いScotch Magic 810を使って実験を行ったところ、どちらからもテラヘルツ波が計測されたとのこと。波長は 0.1 ~ 10 テラヘルツ、出力は 1 マイクロワット程しかなく実用的な用途に使える強さではないが、Horvat 博士は改良すれば出力を大幅に向上させられると考えているそうだ。

    kdaiba
    kdaiba 2009/08/10
    粘着テープを外されたくなければ金をだせ!
  • オックスフォード大、透明アルミを作り出すことに成功 | スラド サイエンス

    Nature Physicsの論文 [doi.org]を流し読みしてまとめ. ・光吸収の飽和と言うこと自体は昔からよく知られている.これは物体に当てる光をどんどん強くしていくと,可能な励起を使い果たしてしまうためそれ以上の光を与えても吸収は増えず,当てる光は強くなっていくために吸収"率" = 吸収した光(飽和してほぼ一定)/当ててる光 がどんどん小さくなっていくと言うこと.(この場合でも吸収量自体が減っているわけではない.吸収可能な量を遙かに上回る光が照射されているため,大部分が抜けてきているだけ) ・今回Alの内殻励起(L端)に相当するX線を自由電子レーザーを使って超強くしてパルスで当ててみた.すると高強度になるに従って内殻励起が飽和して,吸収"率"はどんどん小さくなった. ・パルス後,内殻に励起されたホールは外殻からの電子の落下で埋まる(オージェ過程)が,この際余剰のエネルギーを放出,

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    kdaiba 2009/07/31
    つまりルビーができたってことか
  • 人間の放つ微弱な光の撮影に成功 | スラド サイエンス

    人間を含む生物はその生命活動に伴って微弱な光を放っているそうで、これを超高感度カメラで検出する実験が京都大学の岡村均教授と東北工業大学の小林正樹教授らによって行われたそうだ(家/.記事)。単一光子も検出できる超高感度カメラでこの光を撮影することに成功した(画像入りのGuardian.co.ukの記事)。 東北工業大学の小林研究室Webサイトで解説されているが、この発光現象は「バイオフォトン」と呼ばれ、「生体内での酸化的代謝過程における生体物質の化学的励起に主に起因するもの」だそうだ。人間の身体は赤外線も放っているが、この光は赤外線とは異なるとのこと。ただし、この光は目で感知できるレベルの1/1000という非常に弱いものだそうだ。 実験では健康な男性5名を午前10時から午後10時の間、3時間ごとに完全暗室のなかで20分間撮影したそうだ。実験では裸の上半身を撮影したが、顔が一番光を放っていた

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    kdaiba 2009/07/24
    カメラが発明されたころの写真を見る思い
  • 口唇ヘルペスのウイルスとアルツハイマー型認知症を関連づける研究 | スラド サイエンス

    口唇ヘルペスを引き起こす単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)とアルツハイマー型認知症の関連づける研究が発表された(論文要旨・英ガーディアン・家記事より) マンチェスター大学の研究チームは、アルツハイマー型認知症で死亡した患者の脳のアミロイド班(老人班)にHSV-1が存在することを突き止め、HSV-1が脳への損傷を引き起こしている可能性を示した。マウスを使った実験では、単純ヘルペスウイルスに感染した場合アミロイド班の主要素であるβアミロイドの脳への蓄積がみられた。またアルツハイマー型認知症で死亡した患者の脳を調べたところ、アミロイド班の90%でHSV-1が見つかった。HSV-1がアルツハイマー型認知症を引き起こすと断定するには早すぎるが、研究チームは効ウイルス剤をアルツハイマー型認知症の治療や予防に役立てられる可能性があると期待している。 ちなみに、HSV-1に感染するとウイルスは脊髄神

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    kdaiba 2008/12/11
    怖いから薬飲むかな?
  • 水中で泳ぐナノ粒子 | スラド サイエンス

    ペンシルバニア州立大学の研究チームが、水に浸された金属のナノロッドが水中の酸性度に沿って自律的に移動することを発見した(National Science Foundationの記事)。 白金と金で出来た棒状の粒子 (大きさ1500nm×400nm) を蒸留水に浸した状態で過酸化水素水を加えたところ、過酸化水素水の濃度が高い方に粒子が回転しながら移動することが観測された (動画) 。化学エネルギーを動力に変換するこの現象は、ナノデバイス用のモーターを実現するうえで重要な意味を持つそうだ。

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    kdaiba 2008/12/01
    なんでそっちに転がるんだろう
  • 土星探査機カッシーニ、衛星エンケラドゥスの「噴水」に突入予定 | スラド サイエンス

    土星を探査中のカッシーニが、2008/10/09(日時間では10/10未明)に衛星エンケラドゥスへのフライバイ観測を予定している。最接近時の距離は25km、衛星の南側を掠める軌道をとる。NASAのカッシーニのサイトでは現在、フライバイまでのカウントダウン中(概要が書かれたプレスリリース)。 エンケラドゥスは、その表面を水の氷で覆われており、太陽系で最も明るい(反射能の高い)天体の一つ。内部に液体の水が存在する可能性があり、南極付近の割れ目からは水(薄い水蒸気や氷の粒)が噴出していることが判っている。(AstroArtsの記事その1、その2)。今回の目玉は、この衛星から噴き上がっている水の噴流に突入するところだろう。イベントのイメージとしては、こちらにあるいくつかの図が解りやすい。 突入中は、ダストアナライザや磁力計による噴流の直接分析なども行われるようだ。詳細はPDF資料で読める。また、

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    kdaiba 2008/10/10
    噴「水」なの?
  • 米の大きさを遺伝子で操作可能に | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2008年10月09日 2時25分 「遺伝子組み換え米不使用」とか表示される日も近い? 部門より 中国と米国の科学者は共同で、米の大きさを決める遺伝子を特定した(Nature Geneticsに掲載されているアブストラクト)。Science Dailyに掲載されている記事によると、研究者らは、通常の大きさに成長できなかった米粒から実の成長に影響する遺伝子を特定し、その遺伝子操作によって大きい米粒ができることを確認したようだ(Science Dailyに比較写真あり)。 栽培条件などで増強が必要そうだが、そのうち「中国産2倍米」とかの名称で登場してくるのだろうか。

    kdaiba
    kdaiba 2008/10/09
    大味になったり,すがはいったりしないのかな
  • 木をベンチや街灯、家の形に「育てる」技術 | スラド サイエンス

    イスラエルのPlantware社はテルアビブ大学の研究チームと手を組み、生きた木をベンチや街灯、公園の遊具、家などの形に育てる方法を開発している。(家記事、写真ギャラリー)。 生きた木の形成は昔から行われてきているが、Plantware社の手法は枝ではなく根を形成するという点が新しいとのこと。使うのは柔らかい根をもつ空中栽培可能な植物であるが、この植物は根を地中に埋めると木質化が始まり、木の幹のように太く固く育ち始めるという特徴を持っている。ラボで根を十分に伸ばし、形を作ってから根の先を地中に埋めることで、自在な形に加工できる上、堅強さも実現できるとのこと(図解)。 研究者によると生きている木で出来た家は暴風雨にも耐えられるとのことで、「地震や津波に耐えられる構造は木しかない」とも述べている。 現在米国や豪州でベンチや遊具などのパイロットプロジェクトが進行中とのこと。人が乗れる程頑丈にな

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    kdaiba 2008/09/05
    増築できません
  • 極性高分子と電界を使って、室温付近での熱変換が可能に | スラド サイエンス

    ストーリー by nabeshin 2008年08月13日 13時30分 テレビだけでなく、冷蔵庫も壁掛け! 部門より ペンシルバニア州立大学のZhang教授率いる研究チームは、極性高分子(polar polymer)を使った熱変換技術を開発しました(ペンシルバニア州立大学発表、家記事)。 極性高分子を電界下に置くと分子は秩序だって整列しますが、その際熱エネルギーを放出し温度が下がります。電界を解くと、分子は無秩序な状態に戻り、熱を吸収し温度が上がります。研究チームは12℃以上の温度差を観測しており、この分子のランダム化と秩序化の繰返しと、適切な熱交換器を組み合わせることで広い温度範囲での加熱や冷却を実現できるとしているとしています。磁界を利用した冷却装置はいままでにも研究されてきていますが、電界を利用する方が手軽であり、将来的にコンプレッサーフリーのエアコンや冷蔵庫の開発に繋げられるの

    kdaiba
    kdaiba 2008/08/13
    上司にえんえん雷落とされて解放された時にすっとする奴か(違
  • 金星植民に適した環境は高度50kmにあり | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2008年07月24日 14時49分 浮遊都市には住みたいがわざわざ金星を選ばなくても... 部門より 「火星縦断」の著者でもあるジェフリー・ランディス氏は、フローティングシティ(浮遊都市)という形での金星植民構想を提唱しています(Universe Today、家記事)。 金星の地表は高温・高圧でとても人間が住める環境ではありませんが、高度50kmでは大気圧がおよそ1bar、気温が0~50℃と、人類に比較的適した環境となっています。その上、金星の大気の主成分は二酸化炭素であり、私たちが呼吸している空気は金星の大気では浮くため、都市ごと大気中に浮かせる形を取れるのではないかとのことです。ランディス氏曰く、難題は都市の外郭を金星の雲に含まれる硫酸に耐えられるようにする点とのことです。セラミックなどは適した素材ですが、せっかくなら外がみえるように、となるとなかなか

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    kdaiba 2008/07/24
    starwars episode 5
  • 40年近く答えの出なかった数学の難問が解かれる

    家記事より。イスラエルのロシア系移民Avraham Trakhtman氏が40年近く解答が出なかった数学の難問に答えを出したそうです(論文PDF)。Benjamin Weiss氏とRoy Adler氏によって1970年に最初に提示されたRoad Coloring problemと呼ばれるこの問題は、与えられた有限数の道がある場合、その道を色分けにより記号化し、どこを始点にしようともある目的地点に到達できる方法があると仮定したもので、「実生活に例えるとすれば、友人の家への行き方を尋ねた時、自分がどこにいようとその友人の家に到達できる方法を教えてもらうということにあたる」ものだそうです(en.wikipedia.orgより)。今回導き出された答えは情報科学などの分野で有益に応用される可能性があるとのことです。 63歳のTrakhtman氏はこの命題への答えをたった8ページの論文にまとめ、こう

    kdaiba
    kdaiba 2008/03/27
    いまひとつわかんないな
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