日本臓器移植ネットワークは14日、富山大病院に入院していた6歳未満の男児が脳死と判定され、家族の同意で臓器が提供されることになったと発表した。男児の両親が日本臓器移植ネットワークを通じて発表したコメントは次の通り(原文のまま)。 息子は、私たち家族が精いっぱい愛情を注いで育ててきました。 元気な息子のわんぱくにふり回されながらも、楽しい時間を家族みんなで過ごしてきました。 本日、息子は私たちのもとから遠くへ飛び立って行きました。 このことは私たちにとって大変悲しいことではありますが、大きな希望を残してくれました。 息子が誰かのからだの一部となって、長く生きてくれるのではないかと。 そして、このようなことを成しとげる息子を誇りに思っています。 私たちのとった行動が皆様に正しく理解され、息子のことを長く記憶にとどめていただけるなら幸いです。 そして、どうか皆様、私たち家族が普段通りの生活を送れ