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2011年9月24日のブックマーク (2件)

  • 『設計の設計』を読む #2 - 「超線形設計プロセス論」について - Kentaro Kuribayashi's blog

    第一回目(『設計の設計』を読む #1 - 設計プロセスの継続について)に続く第二回目は、田中浩也氏による「アーキテクチュラル・コーディング」も非常に面白いだが、ちょっと消化しきれていないのでスキップし、藤村龍至氏による論考「批判的工学主義から「設計」を考える」の感想を述べてみたい。この章は、上述の田中論考同様、これまで特に建築に興味を抱いてはいなかったような、僕が属するIT業界の人々も楽しく読めるものだと思う。 設計の設計 作者: 柄沢祐輔,田中浩也,藤村龍至,ドミニク・チェン,松川昌平,メディア・デザイン研究所出版社/メーカー: INAX?o発売日: 2011/09/20メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 14回この商品を含むブログ (10件) を見る 都市の均質化という問題、既存モデルの検討 都市の構造や経済システムにすら影響を及ぼし得る巨大建築や、建て売り住宅賃貸アパー

    『設計の設計』を読む #2 - 「超線形設計プロセス論」について - Kentaro Kuribayashi's blog
  • 『設計の設計』を読む #1 - 設計プロセスの継続について - Kentaro Kuribayashi's blog

    柄沢祐輔、田中浩也、藤村龍至、ドミニク・チェン、松川昌平各氏による『設計の設計』について、読みながら感想を書いていくかもしれないし、これでよすかもしれない、ともあれ、その第1回目。 メタボリズムの代表作とされる中銀カプセルタワービルは、「それぞれの部屋の独立性が著しく高く、部屋(カプセル)ごとに交換することも、技術的には可能な設計になってい」たが「実際には、2010年に至るまで一度も交換されたことはな」かった。なぜか。 建築は、たとえばアジャイル開発のようなものとも違って、流動的な集合知をやはりどこかで切断する、つまり無限のバージョン・アップを止めてしまう行為です。それは、メタボリズムの理論でつくられた建築が、実際には更新されなかったという問題ともパラレルです。 『設計の設計』p.14 柄沢祐輔氏の発言より また、「メタボリズムもカプセルをつくる工場の生産ラインまで確保しておかなくてはいけ

    『設計の設計』を読む #1 - 設計プロセスの継続について - Kentaro Kuribayashi's blog