東京都知事選挙で、当初、現職の小池百合子氏の有力な対抗馬とされていたのは、元立憲民主党の蓮舫氏だった。直近の首長選挙などで自民党が次々負けていたこともあり、知名度の高い彼女ならば現職を打ち破ることも可能では、という期待感を集めていたのである。ところが結果は3位に終わってしまい、その原因については識者や各メディアがさまざまな指摘をしている。 【写真を見る】実際に「ノー」を切り札にしたリーダー 人気を博した「有名人」 「共産党との共闘が逆効果だった」「生理的に嫌われていた」「2位の石丸氏の勢いがすごかったのだ」等々。 ただ、蓮舫氏やその周辺に対して、今回に限らずよく指摘されるのが、「批判ばかりしている」というものだろう。「野党は何でも反対ばかりで、対案がろくにない。いい気なものだ」という類の見方は根強い。 本人もそのあたりは承知していたらしく、今回、「小池都政の良いところは受け継ぐ」といった旨
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