Appleのトレーニング施設「Apple University」のトップを務めるジョエル・ポドルニー氏が、Harvard Business Reviewにおいて、Appleが革新的であり続ける秘密はその組織構造にあるとして、大企業としてはまれな同社の構造について記しています。 全マネージャーを1日で解雇 Appleほどの大企業ともなれば、最高経営責任者(CEO)のもと複数の事業部門があり、各部門にはマネージャー(責任者)がいて、それぞれの損益(P&L)を管理する、という仕組みが一般的です。 しかし故スティーブ・ジョブズ氏がAppleのCEOとして復活した1998年、同氏は1日のうちに全事業部門のマネージャーを解雇して、会社全体をひとつの機能的な組織にしてしまいました。 そしてポドルニー氏によれば、当時の約40倍もの規模に成長した現在も、Appleは同様の形態を維持しています。つまり組織図を