就職情報サイト「リクナビ」の運営会社が、学生の内定辞退率を企業に販売していた問題では、利用者のプライバシーの問題に関心が集まりました。 しかし、各企業が学生のデータをもとにAI=人工知能で採用の可否を決めるようになったら、何が起きるのでしょうか。あらゆる分野でAI=人工知能の活用が進むなか、アメリカでは“AIのバイアス”の議論が始まっています。そこから見えてきたのは、AIが社会の差別を再生産するかもしれないという危機感です。 (国際部記者 曽我太一)
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