東京都で23日、新型コロナウイルスに感染した50代の男性が亡くなりました。 訪問診療を行うクリニックが撮影した映像です。亡くなった男性は、1型糖尿病の基礎疾患があり、集中治療室での治療が必要な状態でしたが、搬送先がなかなか見つからず、自宅療養を続けざるを得ない状況に置かれていました。 救急搬送の実情を伝えたいという、ご遺族の了承を得て公開しています。 ■“自宅療養”50代男性 医師駆け付け・・・ 20日午後4時、都内のマンション。部屋には、会社員の55歳の男性が横たわっています。 在宅医療専門クリニック「ひなた在宅クリニック山王」の田代和馬院長。保健所からの要請を受け、駆け付けたのです。一度、救急車が来たのですが、受け入れ先の病院がなく、男性は自宅療養を続けています。 医師:「救急隊は、何時間ぐらい粘ったの、ここで?」 患者(55):「どのくらいだろうな。ダメだと
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