Preview編でパッケージやカード構成はご紹介したし、それ以前に構成などはこちらでご紹介したので、いよいよ性能の比較である。今回は競合としてGeForce RTX 3060とGeForce RTX 3060 Tiを用意した。以前こちらの記事で利用したもの、そのままである。 Radeon RX 6600 XTの実性能を評価してみたい ベンチマークテストの環境 テスト環境は表1に示す通りだ。以前GeForce RTX 3070 Tiを試した時には、一部ゲームで解像度によってはCPUネックになっているケースもあったが、さすがにこのグレードのGPUでその心配はないだろう。なお、Resizable BARは有効としている(Radeon RX 6600 XTだけでなくGeForce RTX 3060/Tiも)。
AMD RDNA 3 GPUs To Be More Power Efficient Than NVIDIA Ada Lovelace GPUs, Navi 31 & Navi 33 Tape Out Later This Year There are new rumors surrounding AMD RDNA 3 GPUs that will power the next-generation Radeon RX graphics card. It looks like AMD will also be taping out its first Navi 3X GPUs later this year which will surprisingly be more power-efficient than the gaming architecture powering NVIDIA
西川善司の3DGE:AMDの超解像技術「FidelityFX Super Resolution」は,DLSSのライバルとなり得るのか ライター:西川善司 去る2021年6月1日,AMDは,「COMPUTEX 2021」のオンライン基調講演において,同社独自の超解像(Super Resolution)技術「FidelityFX Super Resolution」(以下,FSR)を6月22日にリリースすると発表した。 その当日に合わせてAMDは,FSRについての情報を公開している。本稿では,その内容をもとに,FSRの紹介と技術的背景などをレポートしたい。 超解像技術とは何か 解像度変換ではなく解像度を復元する技術 まずは大前提として,超解像技術とは何かを解説しておこう。頭に「超」が付くことで,なんとなくうさんくさいイメージがあるかもしれない,これは立派な学術用語である。 超解像とは,学術的には
AMD,HBM2採用のノートPC向けGPU「Radeon Pro 5600M」を発表。16インチMacbook Proに搭載 編集部:千葉大輔 Radeon Pro 5600M 米国時間2020年6月15日,AMDは,ノートPC向けGPU「Radeon Pro 5600M」を発表した。Appleの16インチMacbook Proで選択可能なGPUで,容量8GBのHBM2(High Bandwidth Memory 2)を搭載するのが特徴となる。 Radeon Pro 5600Mは,既存の「Radeon RX 5000」シリーズと同じ「RDNA」(Radeon DNA)アーキテクチャを採用したGPUだ。容量6GBのGDDR6メモリを搭載したノートPC向けGPUである「Radeon RX 5600M」の仕様と見比べると,Compute Unit(以下,CU)数が4基増えた40基となっているのが
「Windows 10 May 2020 Update」に対応した「Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.5.1」が公開に ライター:米田 聡 北米時間2020年5月27日,AMDは,「Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.5.1」(以下,Adrenalin 2020 20.5.1)をリリースした。 本バージョンは,WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版で,Microsoftが北米時間5月27日に配布をスタートした「Windows 10 May 2020 Update」に対応したドライバだ。 Windows 10 May 2020 Updateでは,Xbox Series Xと共通の「DirectX 12 Ultim
西川善司の3DGE:新設の「プリミティブシェーダ」を搭載し,Radeon RX Vegaはどこへ行く? ライター:西川善司 北米時間2017年7月30日から8月3日の会期で開催されたSIGGRAPH 2017。それに合わせてAMDのGPU部門であるRadeon Technologies Groupは,全世界の報道関係者を米ロサンゼルスに集め,新世代GPU「Radeon RX Vega」に関して,より深い技術解説を行った。 その内容は,1月の時点で明らかになっていた内容と多くの部分で重複していたが,一部,新しい情報も出てきたため,今回はそれらをまとめて紹介したいと思う。 「1月の話ってどんなのだっけ?」という人は,連載バックナンバー「AMD,次世代GPU『Vega』における4つの技術ポイントを公開。HBM2はキャッシュで使う!?」をチェックしてから,あらためて本稿に戻ってきてもらえれば幸いだ
レイトレ対応GPU「Navi 2X」は2020年後半,「Zen 3」ベースのEPYCは同年末に登場。AMDが投資家向けイベントでロードマップを明らかに ライター:西川善司 北米時間2020年3月5日,AMDは,投資家向けの戦略説明イベント「AMD Financial Analyst Day 2020」を開催した。 投資家向けのイベントであるため,当然のことながら新技術や新製品の発表を行うようなものではない。しかし,2019年における業績説明だけでなく,2020年に向けた事業計画の説明もあり,その中には,今後,同社から登場する新プロセッサのロードマップ紹介も含まれていた。本稿では,そうしたロードマップ情報を抜粋してレポートしたい。 2019年のAMDは,CPUにおいては「Zen 2」アーキテクチャ,GPUにおいては「RDNA」と,新世代の製品を投入して大きな成功を収めた リアルタイムレイトレ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く