このところ液晶テレビに対するプラズマテレビのシェアは下がり始めており、またぞろ“プラズマの危機”を語る者が多くなってきた。各国ごとに事情は違うが、直近に複数のテレビメーカーから聞いた、日本市場におけるプラズマテレビの比率(台数ベース)は、いずれも5%程度というものだ。 しかし、液晶とプラズマの得手・不得手、あるいは販売しているメーカーの数を考えると結論は早計に出すべきではないと思う。5%という数字が下がりつつあるからといって、“プラズマの価値が下がった”とは言えないからだ。“シェア低下=価値の低下”というステレオタイプな図式は、現実から乖離(かいり)した結論を出してしまう一番の原因だ。 ご存知のように、プラズマは大型パネルを得意とする技術で、フルHDパネルは42インチ以上にしかなく、最大では152インチのディスプレイが商品化されている。液晶でも100インチオーバーの試作モデルはあるが、コス
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シャープ、コントラスト1.6倍の新液晶パネル技術「UV2A」 - AV Watch この間発表されたシャープの液晶の新技術「UV2A」についていろいろ調べたのでまとめてみた。 今までの液晶はどうなってたか シャープの液晶はVA方式の中でも、ASV方式というのを使っている。*1 液晶ディスプレイは、2枚のガラス板の間に液晶がサンドイッチされた構造をしている。液晶の分子に電圧をかけることによって並び方を変えることで、光をさえぎるシャッターの役割をしている。VA方式では、細長い液晶分子がガラス板に対して、寝たり起きたりすることでシャッターの開閉を行う。 このとき、液晶分子が寝起きする向き(縦とか横とかななめとか)を思い通りの方向にそろえてやる必要がある。これをやらないと、液晶分子が好き勝手な向きに並んで、偏ってしまう。この偏りが視野角悪化や表示ムラの原因になる。 これを防ぐために、液晶分子の向き
いやー、この「2008年ありえないHDTV製品ワースト10」というエントリーおもしろいですね。 2008年ありえないHDTV製品ワースト10 | ギズモード・ジャパン The 10 Worst HDTV Scams, Lies and Video Ripoffs – HD Guru ただ、ちょっと技術的な説明が必要がと思うので、各項目についてコメントをしておこうかなと思います。 10. 液晶テレビの仕様の中でもコントラスト比は意味をなさない これはおっしゃるとおり、現在の日本メーカーが発売している液晶テレビにおいてはほとんど意味をなさないスペックです。そもそも例えばREGZAの商品仕様のページなどを見てもわかりますがコントラスト比を出していない液晶テレビも多いです。 http://www.regza.jp/product/tv/lineup/z3500/spec.html コントラスト比と
「自由すぎる奴は、いつだって敵が多い」――TV CMでアウトロー的なイメージを描き出した日立製作所の“Wooo”UTシリーズ。パネル部の厚さ35ミリと、各社が“超薄型テレビ”の開発を進める中で、いち早く市場に投入された注目のモデルだ。 ただし同社が目指したのは薄さだけではない。同社デジタルコンシューマ事業部商品企画本部メディア・コミュニケーション部の尾関考介部長、そしてデジタルコンシューマ事業部商品企画部 戦略部の駒井章子主任に詳しい話を聞いた。 駒井氏は、UTシリーズの製品コンセプトについて、「薄さにこだわるというよりは、新しい時代のテレビの魅力を表現したい」と話す。「テレビは、各社とも先進的なAV機器のイメージから、生活を楽しくするカッコいいスタイルに移行しています。しかし便利に使おうとすると、ケーブルの引き回しなど接続性の問題があり、なかなかうまくはいきません。UTシリーズでは、キッ
日立製作所は10月23日、厚さ35ミリという薄型の液晶テレビ“Wooo”「UTシリーズ」を発表した。薄さを生かすため、チューナーとモニターを分離した2ユニット構成とし、壁掛けユニットやUWBによるワイヤレス伝送システムといったオプションも用意。テレビの新しい視聴スタイルを提案する。 UTシリーズのラインアップは、32V型、37V型、42V型の3モデル。また、最大のボリュームゾーンとなる32V型には、ブラック、ホワイト、レッド、ブルーのカラーバリエーションを揃えた。価格はいずれもオープンプライスで、店頭価格は32V型が23万円前後、37V型が33万円前後、42V型は43万円前後になる見込み。12月中旬から順次発売する。
薄型のIPS液晶パネルモジュールを採用し、最薄部35mmの薄型化を実現した液晶テレビ。新開発のフレーム機構やファンレス冷却機構、薄型電源などの開発によりディスプレイ部の薄型化を図り、チューナや入力系統を省くなど、徹底的に薄型化。 チューナなどを内蔵した「Woooステーション」とHDMIケーブル接続することで、薄さを生かした設置などが可能となる。 また、オプションのワイヤレスユニット「TP-WL700H」を利用することで、ディスプレイ部とWoooステーションの間でワイヤレス伝送も可能。伝送には4.2〜4.8GHz帯のUWBを利用し、最長9mまでの伝送に対応する。ワイヤレスユニットの価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9万円前後。
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