独自理論のニューラルネットワークAIを組み込んだ3D格闘ゲーム『NekoFight』について語る金子さん(2009年の第参回天下一カウボーイ大会より) インタビューの後編は、平木敬教授と、同じく金子勇さんと親交の深かった稲葉真理准教授を交えてお届けする。金子さんが取り組んでいたニューラルネットワークのアルゴリズムは、NekoFight(物理演算とAIを組み込んだ3D格闘ゲーム)の対戦相手に組み込んでテストされていたほか、ある別のレースゲームにも組み込まれ、着実に成果をあげ始めていた。 金子さんにとってWinnyに代表されるP2Pネットワーク構築はすでに“終わった話”で、興味の中心はニューラルネットワークに移っていたと稲葉准教授は言う。 金子さんのものづくりのスタイルと、独自の発想がどういう方法論から生まれてくるものだったのかをお二人の言葉から探る。 (前編の記事はこちらから読めます) ■「