教祖あるいは教祖から権力を受け継いだ絶対的権力者が教団内にいること、だ。 歴史ある宗教団体には、これがない。 トップに立ったところで、教祖が広めた教え、経典の解釈をトップの都合で大きく捻じ曲げることは出来ない。無理にやろうとすれば、離脱者が現れ、場合によってはトップの地位から引きずり下ろされる。 しかし、歴史のない宗教の信者は、教義ではなく、教祖あるいは教祖に等しい「個人」に従うことになるので、教祖が反社会的な行動を始めた時にそれを止める人がいない。 カネの問題より何より、この危険性こそが、新興宗教に対して警戒を解いてはいけない理由になる。 http://anond.hatelabo.jp/20161124064919