茨城県大洗町で行われている町おこしのイベントに、自衛隊の最新鋭の戦車が派遣されました。この町を舞台にした、戦車が登場するアニメの人気にあやかろうというものですが、自衛隊が、外部のイベントに、最新鋭の戦車を派遣するのは極めて異例のことです。 茨城県大洗町は、女子高校生や戦車が登場するアニメの舞台として人気が集まっていて、町は、13日の海開きに合わせて町おこしのイベントを開き、自衛隊に戦車などの派遣を要請しました。 これを受けて自衛隊は、最新鋭の10式戦車をおよそ200キロ離れた静岡県の駐屯地から会場に運び込んだほか、各国要人の出迎えに当たる「儀仗隊」と呼ばれる特別な部隊の隊員を東京から派遣しました。 会場では、アニメのファンだけでなく、親子連れの姿も見られ、15日までの期間中、合わせて1万5千人を超える参加を見込んでいます。 子どもと会場を訪れた男性は、「かっこいいのかなと思って来ました。町