女性活躍社会を公約に掲げる安倍政権。しかし、その実現は…。野田聖子議員、金子恵美議員、山尾志桜里議員、三原じゅん子議員が行なった放談では、矛盾を指摘した。 * * * 野田:女性の活躍って安倍首相があれだけ言っているのに、そのおひざ元で女性をたたくのよね。11月16日の自民党の部会合同会議がいい例。あれ、びっくりしたでしょ。 山尾:クオータ制度(議員の男女割り当て)の議論ですよね。政治における男女平等を実現するために、候補者や議員などの一定数を女性に割り当てるシステム。 三原:日本は、世界平均の22%を大きく下回り、先進国で最低水準にあります。 山尾:衆参合わせた日本の国会議員717人中、女性は94人。全体の約8分の1です。半々を目指さないと。 野田:いや、その部会ではクオータの議論までいけなかった。やろうとしたのは、男女共同参画の法案。 山尾:あ、そこにさかのぼってみた