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2020年4月5日のブックマーク (7件)

  • フィクション:東京オリンピック2021

    Photo by Bryan Turner on Unsplash 「どちらも陰性です」 そう言われた瞬間に俺の世界は終わった。「目の前が暗くなる」というのは「目玉が飛び出す」と同じようなただの比喩だと思っていたが当に真っ暗になるんだな。テストをした看護師の「大丈夫ですか」という声が遠くから聞こえてきて我にかえったがきっと俺の顔はまさに血の気がひいた状態だったのだろう。1年以上外でしかトレーニングしてこなかった俺は日に焼けて人種不明な状態なのだがあの顔色から血の気が引くと何色になるのだろうかなどと無意味なことを考えつつなんとか「大丈夫です」と言って立ち上がり「感染・抗体検査所」と看板が出た小さなクリニックを出るとあてもなく歩き始めた。 国体の水泳選手だった親父の方針で物心がつく頃から水泳をしてきた俺がついにオリンピック強化チームに入ることができたのが2年前。ウィークデイも週末も夏休みも正

    フィクション:東京オリンピック2021
  • 非生産的な議論例3つ - Chikirinの日記

    同じテーマについて話しているようで、実は全く違う領域について意見を交わしている=「かみあわない議論」ってよくありますよね。 たとえば、 Aさん 「何回も契約更新を繰り返し、同じ職場で 5年も働いているのに正社員になれず、有給休暇もボーナスもない。そんな立場に置かれている人がいるのはおかしい。非正規雇用契約なんて禁止すべきだ!」 Bさん 「でも、全員が全員、正社員になりたいわけでもないんです。契約社員として自由な時間だけ働きたい人もたくさんいるんですよ。働き方の多様性だって確保する必要があります」 テレビ討論などでもよく聞く問答ですが、Bさんの発言はAさんへの反論として成立していません。 Bさんは“でも”で話し始めているので、Aさんの意見への反論を言う必要があります。 が、Bさんが“でも”に続けて話していることは「Aさんが話しているのとは、違う部分の話題」です。 Aさんの発言をステップごとに

    非生産的な議論例3つ - Chikirinの日記
  • 祝!オンラインでの授業、無事スタートできました!:経験学習でつかんだ「オンライン授業10か条」!? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net

    春学期キックオフ!、オンラインでの大学院授業、いよいよ開始! ・ ・ ・ 昨日4月4日土曜日は、「ひとづくり・組織づくりの大学院」:立教大学大学院 経営学研究科 リーダーシップ開発コースの初回授業日でした。 数ヶ月前から格化した新型コロナウィルスの感染拡大。 それにともない対面での授業が難しくなり、立教大学経営学部では、しばらくのあいだ、大学院リーダーシップ開発コースの授業は、ZOOM、KintoneLINEなどを併用したオンライン授業として展開することになりました。 で、迎えた、春学期授業のキックオフ! 昨日は、大学院授業の初回授業日でした。 結論から申し上げますと、反省点や課題は多々あるものの、無事、2時間のキックオフ、3時間の授業を無事終了することができました。当にうれしいことです。 わたしどもにとって、最高によかったのは、志ある大学院生の皆さんに恵まれたことです。 19名の受

    祝!オンラインでの授業、無事スタートできました!:経験学習でつかんだ「オンライン授業10か条」!? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
  • 表土とウイルス

    この記事は、ソニーCSLが発行しているメールマガジン T-pop News No.177 に船橋真俊が寄稿した文章です。 新コロナウイルス発生の質について考えるための情報として、ここに公開します。 表土とウイルス ウイルスの波間に 2月中旬より、アフリカ南部へ研究プロジェクトのため出張に出た。日では新型コロナウイルスの感染者はまだ40人足らずであり、ヨーロッパ各国でも十数名、アフリカでは報告数がゼロという状況だったが、指数的な増加傾向を危惧して日では大企業が拡散防止の内部対策を講じ始めた頃だった。現地に到着して数日後、ソニーからも海外出張を全面的に禁止する通達がなされた。私はソニーCSLと堅密な連絡を取りながら、ウイルスの拡散状況をモニタリングし、アフリカ南部で研究を続けた。 3月初旬にFAOの会議のためイタリアに渡航する予定だったが、渡航直前の三日間で新たに千人の感染者が発生し、急

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  • 「新型コロナ後」の世界は どう変化するか?

    We’re not going back to normal 「新型コロナ後」の世界は どう変化するか? 新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために多くの国で、人と人が接触する機会をできるだけ減らす「社会的距離戦略」が実施されている。これまでの「日常の生活」には戻らないかもしれない。 by Gideon Lichfield2020.05.04 4133 1020 45 41 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大を止めるには、仕事、運動、社交、買い物、健康管理、子どもの教育、家族の世話など、ほぼすべての行動様式を根的に変える必要がある。 誰もが早く日常の生活に戻りたいと思っている。しかし、数週間経っても、数カ月経っても、日常の生活には戻らない。中には、二度と元に戻らないものもあるだろう。多くの人がそのことにまだ気付いていないが、間も無く気付くことになるはずだ。 現在、すべて

    「新型コロナ後」の世界は どう変化するか?
  • そろそろ全体を見た話が聞きたい2 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    2010年の年末に『イシューからはじめよ』を出版した。何ヶ月か後、歴史的な大地震(いわゆる311)が来た。大津波の死者・行方不明者は無数、フクシマは爆発する、東京は計画停電が始まるしで、何がなんだか訳のわからない不安と混乱が世の中を覆い尽くしていた。随分目先のしかも全体観のない議論ばかりが行われていて不毛だと感じ、10日あまり経ったところで課題の全体観を俯瞰したブログエントリを書いた。 kaz-ataka.hatenablog.com 今見てもそれほど大きな違和感がない。初動、その後の対応の残念さ、せっかくの刷新にもうまく繋げられたとは言い難かったことも明らかになっているのだが、それは一旦おいておこう。 _ いま僕らを襲っているのは歴史的には人類最大の死因の一つ、疫病だ。 拙著『シン・ニホン』が2月20日に世に出たときはまだ中国と日のダイヤモンド・プリンセス号にほぼ閉じた話だったが、現在

    そろそろ全体を見た話が聞きたい2 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
  • 【リモートワークの盲点】やってみて気づく「寂しさの本質」と「組織の力」

    新型コロナウイルスの蔓延によって一気に動き始めたリモートワーク。しかし、慣れていない企業、ビジネスパーソンにとってはいろいろな不都合を感じる場合も多いはず。 今回は4年前からオフィスを撤廃し、全従業員にリモートワーク体制を敷いているソニックガーデン、そしてウイルス蔓延を早期に察知し雇用形態を問わず全従業員フルリモートにチャレンジしているfreeeに、リモートワークを実践して見えたことを聞いた。

    【リモートワークの盲点】やってみて気づく「寂しさの本質」と「組織の力」