シェアリングエコノミー中間報告書が明らかにした、リスクベースのコンプライアンスの考え方と、日本版レギュラトリー・サンドボックスの導入論 シェアリングエコノミー中間報告について昨年の11月、内閣官房のIT総合戦略室が事務局を務める「シェアリングエコノミー検討会議」は、日本でシェアリングエコノミーを推進していくために必要な諸施策をまとめた中間報告を公表しました。 この中間報告では、シェアリングエコノミーは、既存のリソースを効率的に活用することや個人が多種多様なサービスを提供・享受することを可能とするものであり、新しいソ リューションやイノベーションの創出を通じて、日本の課題解決への貢献が期待できるものであるとの受け止めのもと、シェアリングエコノミーという大きな潮流から、日本が着実に果実を得ていくために必要な諸施策を総合的に取りまとめたものになります。 報告書にもあるとおり、シェアリングエコノミ