10日、愛知県西尾市の市道で道路脇を歩いていた母親と2歳の長男が乗用車にはねられ、母親が重体になっている事故で、乗用車は、現場の手前の道路を右折する際、本来の位置よりも手前で曲がり、2人をはねたとみられることが、警察への取材で分かりました。 警察は、乗用車を運転していた西尾市寺津の無職塩谷晃由容疑者(29)を過失運転傷害の疑いで逮捕し、調べています。 母親と長男は、T字の交差点に出たところ、すぐ手前の道路を右折してきた乗用車にはねられましたが、乗用車は、右折する際、本来の位置よりも手前で曲がり、対向車線側で2人をはねたとみられることが、警察への取材で分かりました。 乗用車は右側のサイドミラーとフロントガラスの右半分が壊れていて、塩谷容疑者は調べに対し「ドライブをしていた。人とぶつかったのは間違いない」と供述しているということです。警察が事故の詳しい状況を調べています。
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