虚しい民主党代表選を傍観させられました。政策論争もなく「反小沢か親小沢か」などというどうでもいい論点で党代表と首相が決まりました。被災地の復旧をどうしていくか、エネルギー政策をどうしていくか、ということについて、具体的議論はありませんでした。 原発に関して確かなことは、この政権は、原発を止めていく方向には向かないだろう、ということです。だからこそ、市民の側から、原発に関する意見を積極的に表明していくことがますます重要となってくるのではないでしょうか。 「原発を止めたい」と願う市民の立場で出来ることして、ネット上の言論で世論形成を図る努力をしていくということも、有益だと思います。 しかし、「ここぞ」というときには、三次元の世界で表現し、行動していくことが重要です。最近の中東の政変も、ネットが出発点になっていると言われていますが、現実に政治を変えていったのは三次元の具体的な行動であることは紛れ