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2017年5月8日のブックマーク (5件)

  • 人間性をうしなうためのほとんど確実な法式 - 傘をひらいて、空を

    彼は早めに結婚し、二十代のうちに離婚して、それからというもの彼女をとっかえひっかえするようになったのだそうだ。離婚から数年たって現在に至るまで、私は何人かの共通の知人から、彼に関する派手な、あるいは醜い噂を聞いていた。誰かがその話をするたびに、そうかい、と私はこたえた。たいして仲良くもない知人が他人の彼女を横からかっさらおうが、その彼女を三ヶ月で捨てようが、「基的には二十代前半がいいけど尽くしてくれるなら三十までOK」だろうが、どうでもいいことだ。だって彼は私の友だちではなかったし、彼にまつわる噂に登場する人物も誰ひとり、私のだいじな人じゃなかった。彼はもともとそんな人間ではなかったと評する人もあったけれども、彼がどんな人間かを私はそもそも知らなかった。学生時代のあいまいな人間関係の端のほうにいたようないないような、その程度の間柄なのだった。 彼をふくめた集団で久しぶりに顔を合わせる機会

    人間性をうしなうためのほとんど確実な法式 - 傘をひらいて、空を
    keloinwell
    keloinwell 2017/05/08
    その人らしさがきちんと出ている人が好きだし、文章もその人らしさが出ているものを読むのが好きです。
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    keloinwell
    keloinwell 2017/05/08
    一個ほしい
  • 目前に迫った50ccバイクの滅亡

    1980年代、二輪車は多くの若者にとって今よりも身近な存在だった。多くの若者は16歳になるとバイクの免許を取り、排気量をステップアップしながら18歳を迎え、やがてクルマに乗り換える。それはごく普通の若者のライフスタイルだったのだ。 1985年の二輪車の保有台数は約1820万台。それが2015年には約1150万台へと激減している。昨年のスズキの決算発表では、鈴木修会長が「二輪については耐えるしかない」と事実上打つ手なしのコメントがあった。業界トップのホンダも事情は同じ、見通しは極めて暗い。なぜこんなことになったのだろうか? 名車モンキーの生産終了 そしてこの夏、数多くの二輪車が生産中止になる。その中には、長年多くのユーザーに支持された名車も含まれているのだ。例えば、ホンダ・モンキーは、アミューズメント施設「多摩テック」で子どもたちに「操る楽しさ」を感じてもらうため、1961年に作られたアトラ

    目前に迫った50ccバイクの滅亡
    keloinwell
    keloinwell 2017/05/08
    "それはついに50ccエンジンが、排ガス規制に対応できなくなったからだ。" この結果、電動バイクが主流になれば、その方が良いと思う。
  • アマゾンの「バックオーダー発注」廃止は、正味戦争の宣戦布告である

    結論:  アマゾンの「バックオーダー発注」廃止は、流通改善に名目を借りた正味戦争の宣戦布告である。この戦争に敗北し、多くの出版社が個別直接取引(e託)に応じてアマゾンのみに特恵条件を与えることは、破壊的な状況をもたらす。  また、直接取引をしたところで流通が改善するという保証はない。アマゾン依存度が上がるほどに、苛烈な「ご提案」に逆らえない状態となる。  在庫ステータス管理の問題は、業界が抱えつづける課題ではあるが、このアマゾンの施策とはほぼ関係ない。  長くなってしまったので、結論を先に書いた。これに納得できた人は、この先は読まなくてもいい。そうでない人、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁く声に揺れている人に向けてこれを書く。  その提案書には、いくつもの重要な点が省かれているからだ。 取引正味の現状  現在、出版業界の正味標準は以下のようになっている。  出版社から取次への引渡 

    keloinwell
    keloinwell 2017/05/08
    力作。出版業界の人たちのソウルジェムが濁っているんですね。で、Amazonがキュウべぇ的な役割。
  • 『オペラ座の怪人』ミュージカルと映画: 極東ブログ

    劇団四季の『オペラ座の怪人』の元になっている、アンドリュー・ロイド・ウェバー版の、ロンドンでの25周年記念公演を、メディアでだが、見たいものだと思ったまま日を過ごしていたので、この機会に見た。すでに各方面から絶賛されているが、なるほど、驚くほどよかった。いやあ、こんなすごいミュージカルって見たことないなというくらい、すごいものだった。どうすごいかというと、まあとにかくすごかったよ。 『オペラ座の怪人』については、アンドリュー・ロイド・ウェバー版をベースにした映画版のほうを先に見ていて、実はあまりピンと来ていなかった。今思うと『ラ・ラ・ランド』(これも先日見ました)のような映画のミュージカルという先入観から見ていたせいか、どうも歌と物語シーンのバランスが悪く、歌も映像も美しいわりに主題のわからない映画だなと思っていた。 が、ようするに、映画のほうは、すでにミュージカルを見た人のお楽しみという

    『オペラ座の怪人』ミュージカルと映画: 極東ブログ