京都大学の中村和弘准教授らによる研究グループは、心理ストレスを受けた時に体温を上昇させる神経回路を明らかにした。 人間を含む多くの哺乳類は、心理ストレスを受けると体温・脈拍・血圧などが上昇することが知られており、現代社会ではストレスによる高体温など、様々なストレス疾患が増えている。しかし、このようなストレス反応による身体変化についての詳細は明らかになっていなかった。 今回の研究では、人間関係ストレスの動物モデルである社会的敗北ストレスを与えたラットを用いて実験をおこなったところ、視床下部背内側部( ししょうかぶはいないそくぶ)と延髄縫線核(えんずいほうせんかく)という脳内2箇所の神経細胞がストレス反応の発生に機能していることが分かった。 今回明らかになったストレス信号の神経伝達経路は、脳内のストレス信号を交感神経系へ伝え、熱の産生や体温の上昇という生体反応を生み出す基本的な仕組みとなる。実
厚労省、オプジーボとヤーボイの併用療法が初めて承認へ(2018.04.27) 厚生労働省は、2018年4月25日、薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会を開催し、アストラゼネカの抗PD-L1抗体「イミフィンジ」(デュルバルマブ(遺伝子組換え))など3品目の新規承認を了承した。他に... ドイツBoehringer社、非臨床から臨床まで80プロジェクトが進行中(2018.04.27) 香港証券取引所、バイオ企業は売り上げゼロでも上場を許可する新制度(2018.04.27) ペプチドリーム、米Merck社との3つ目のプロジェクトでペプチド同定(2018.04.27) Prothena社、ALアミロイド―シスに対し開発中の抗体医薬の開発を中止(2018.04.27) 日経デジタルヘルスより 日立と三菱、粒子線事業の統合で目指すもの(2018.04.27) AACR2018 早期トリプルネガティブ乳癌
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