エクセルを使う上で「参照」に関する知識は避けて通れません。参照方式は様々なので、複数ある参照方式の違いについて把握しておくと、作業を大きく効率化できます。 こちらでは、「絶対参照」をはじめとした各参照方式についてご説明します。 エクセルの絶対参照とは?使い方を知っておこう まず、最初に知っておいていただきたいのは、エクセルには「参照」という概念があることです。 既にセルに入力された値を数式の中で用いる場合、同じ数値を数式に入力する必要はありません。数式の中でセル番地を指定すると、そのセルに入力されている数値が数式の中に代入されます。 これが「参照」です。 下図では、A1セルに50が入力されています。つまり、B1の「=A1+50」という数式は「=50+50」と同じ意味です。 そのため、B1には算出結果の100が表示されます。A1に入力されている値が変化すると、当然B1の算出結果も変わります。