クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! ぼくはいま、自分の肩書を”メディア・ストラテジスト”なんてしている。名刺にはコミュニケーションデザイン室、とか書いてある。プロフィールには“元コピーライター”なんてある。 でも本当のことを言うと、ぼくはいまもコピーライターのつもりだ。 もう何年も、コピーと呼べる言葉は一行も書いてない。でも、コピーライターなのだ、ぼくは。自分のアイデンティティはコピーライターだと思っている。コピーライターはコピーを書かなくてもコピーライターなのだ。 そんなふてぶてしいことを胸を張って言うのは、梅本洋一さんのおかげかもしれない。 その梅本洋一さんが亡くなったそうだ。 梅本洋一さんは、コピーライターの大先輩だ。30年前から、大御所的な存在だった。昨日、亡
![コピーライターはコピーなんか書いてちゃダメだ、と教えてくれたコピーライター。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ac9d44c3614a650e2cd39a79f8a04f1b8e104c3e/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fsakaiosamu.com%2Fwp-content%2Fthemes%2Fbeck%2Fimages%2Ffb_img.png)