印刷する クリエーターインタビュー モチーフの組み合わせを熟慮し、ニュースになるビジュアルを生み出す 博報堂 クリエイティブデザイン局 アートディレクター 榮 良太氏 2016/03/14 ツイート モチーフ単体で新しさを表すのは難しい――そう語るのは、博報堂のアートディレクター、榮 良太氏。アイデアを生み出す上で判断の基準は、自分がドキドキするかどうか。客観的な視点とこれまで培ってきた経験、そして自分の感覚を基に、今までにない表現を追求している。 広告の仕事は飽きない。先輩の言葉が胸に刺さった ──子どもの頃になりたかった職業は。 子どもの頃からお絵かき教室に通い、絵を描くことは好きでした。最初に憧れた職業は、漫画家。小学4年生のとき漫画家キットを買ってもらって、Gペンで漫画を描き始めました。だけど、ストーリーを思いつくセンスがなく、すぐに断念(笑)。それから漠然とイラストレーターになり