寒さの影響で10日も西日本を中心に厳しい電力需給となりました。今後も需給の厳しさは続く見込みで、大手電力会社で作る電気事業連合会は、家庭や企業に対して電気を効率的に使うなど節電への協力を求める呼びかけを始めました。 厳しい寒さが続き暖房の使用が増えるなどして西日本を中心に電力の需要が高まり、10日も、供給力に対する需要の割合を示す「使用率」は速報値で、 ▽中国電力管内で午前5時台に98%、午後4時台と5時台に97%、 ▽九州電力で午後7時台に97%、 ▽関西電力も午前9時台に95%まで上昇しました。 このため、大手電力会社で作る電気事業連合会は、家庭や企業に対して電気を効率的に使うなど節電への協力を求める呼びかけを始めました。 この中では「天候不順や厳しい寒さは今後も続くことが予想され、特に3連休明けの12日は、電力需給がさらに悪化する可能性がある」としています。 そのうえで「暖房などの利