2007年01月15日00:41 カテゴリメディア 生活不安 過去最高 67% 「生活不安 過去最高 67%」。信濃毎日新聞に内閣府の調査の結果が出ています。日ごろの生活で悩みや不安を感じている人の割合が過去最高になっているという話ですが、問題はその中身です。老後の生活設計をあげる人が54.0%もいて、とくに50代では約7割にもなっている。政府に求めるのは「医療、年金などの社会保障の改革」が一番で、景気などは後景に退いていることが分かります。 先月の日経には、ネットで調べた世代別の投資動向が出ていました。日本では高い年代ほど株式などのハイリスクな商品に対して積極的で、若年層ほど債券など安全性や確実性な投資をしているという内容でした。これは投資の教科書に出てくる考え方とは、まったく逆の現象です。ふつうは若年層ほど高いリスクを取るべきで、年齢が高くなるにつれて変動の小さい金融商品の割合を増やす