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bookとscienceに関するkenjeenのブックマーク (10)

  • 進化生物学――科学と価値のあいだ | 科学的世界観のblog

    『社会生物学論争史 ―― 誰もが真理を擁護していた』 2 ウリカ・セーゲルストローレ 垂水雄二 みすず書房 P647 まず、進化生物学そのものの性質――書で扱われた諸問題の根源的な原因――の検証から話を始めよう。進化生物学は、かなり特殊なタイプの科学分野である。一方でそれは、すべての科学と同じように、世界についての客観的な知識を拡大しようと試みている。もう一方では、それはまさしく人類の起源にかかわる問題を扱ってもいる。進化生物学は、既存の他の創造神話や人類の自己認識と競合するものだと主張する。この性格は、それを他のあらゆる分科と同じようにたんなる科学とみなすことをむずかしくする。進化生物学に、暗黙の道徳的機能をも与えることは避けがたいように思われる。もう一つの疑問は、進化生物学者自身がこのことを問題として認識しているかどうかである。そして、もしそうなら、彼らはいかにして、それに対処するの

    進化生物学――科学と価値のあいだ | 科学的世界観のblog
  • マインド・タイム(2): SYNC

    kenjeen
    kenjeen 2007/01/27
    健常な脳は、感覚を遅らせる。 しかし、意識はその遅れに気がつくことなく、刺激と同時に感覚を感じることができる。 なぜなら、時間をさかのぼって経験されるから。
  • 【インフォシーク】Infoseek : 楽天が運営するポータルサイト

    日頃より楽天のサービスをご利用いただきましてありがとうございます。 サービスをご利用いただいておりますところ大変申し訳ございませんが、現在、緊急メンテナンスを行わせていただいております。 お客様には、緊急のメンテナンスにより、ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。 メンテナンスが終了次第、サービスを復旧いたしますので、 今しばらくお待ちいただけますよう、お願い申し上げます。

    kenjeen
    kenjeen 2007/01/27
    「ユーザーイリュージョン」から文章を引用
  • Passion For The Future: ユーザーイリュージョン―意識という幻想

    ユーザーイリュージョン―意識という幻想 スポンサード リンク ・ユーザーイリュージョン―意識という幻想 ■情報とは生成するまでに捨てた情報量と生成の難しさである デンマークの科学ジャーナリストが著した、意識をめぐる情報科学の歴史的名著といっていいのではないだろうか。個人的には、ここ数年で最も面白かった。★★★★★。 前半は情報科学の歴史が総括される。情報とは何かというテーマについて、近代~現代の科学者、思想化家たちがどのように定義してきたかの変遷を概観する。 20世紀前半の情報の定義で有名なのは、クロード・シャノンによる情報エントロピー理論である。”情報量”という概念を導入し、通信ケーブルを流れるビット数でその量を計測できるとした。情報量が多ければ多いほど、情報の不確実性が低くなり、間違いなく情報を伝達することができる、という考え方だ。 シャノンは情報通信企業の技術者でもあった。広帯域

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    kenjeen 2007/01/27
    私たちの意識はユーザイリュージョンそのものだ
  • 「で、みちアキはどうするの?」 - 自由意思についてあなたの知らない本当にあったくらくらする話

    1年ぶりくらいにノートPCを起動したら、立ち上がらない件について。 メインのデスクトップPCを組み直そうかなーという気分なので、その間アクセスできる環境がないと困るわけですが(日記も書けないし?)、なんかずっとほっといたら機嫌を損ねてしまった様子でございます。明日にでも修復セットアップしてみよう。でも毎日使っててこれじゃなくてほっといたらコレって、なんかハードっぽいなー、という気がしないでもない。HDD自分で交換できたっけかなこのノート。 ポジティブシンキンだと、いまはメイン組み直しはやめときな!ってことなんでしょうけど。(であれば、またしばらくしてノートPCの電源を入れてみれば、まるで何事もなかったように動くはず?) 日、エントリーごとにはてなブックマークコメントをその場で表示する機能を追加しました。管理 > 設定 > 記事の設定 の表示設定『「このエントリーのブックマークコメント」ア

    「で、みちアキはどうするの?」 - 自由意思についてあなたの知らない本当にあったくらくらする話
  • 進化心理学に疑問を抱く皆様に朗報です、実証研究に基づいた考察本が出ました! - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    能はどこまで能か―ヒトと動物の行動の起源 作者: マーク・S.ブランバーグ,Mark S. Blumberg,塩原通緒出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/11メディア: 単行購入: 4人 クリック: 49回この商品を含むブログ (22件) を見るブランバーグ「能はどこまで能か」は生得経験問題に少しでも興味を持つ人にはともかくお薦め。中でもトマセロやエルマンらのを好むような発達に興味のある人には必読。私はへの評価は厳しい方だと思うが、これは絶賛していい。能や生得性に関して思弁ではなく実証性から接近している素晴らしい。これでもう下らない進化心理学話に右往左往しなくて済む。 リドレー「柔らかな遺伝子」も生得経験問題を扱ったお薦めできるだが、それでも話が発生の域をあまり超えないので生得寄りな感じがぬぐえなかった。胚発生時の環境の重要性も扱われているとはいえ、この

    進化心理学に疑問を抱く皆様に朗報です、実証研究に基づいた考察本が出ました! - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
  • 心は最も強力な実践理論という発想 | 科学的世界観のblog

    『内なる目』 ― 意識の進化論 ニコラス・ハンフリー (著) 垂水 雄二(訳) 紀伊国屋書店 P95 カメ、ホシムクドリ、ウシ――これらすべては、意識がなくとも十分うまく生き残っていけると思う。なぜなら、意識的な洞察が当の意味の生物学的な利益をもちはじめることができるのは、動物がお互いに持続的で、しかも親密かつ困難な関係を維持する必要が生じたときのみだからである。そじてそれは、一定のレヴェルの高等な社会性哺乳類のみ、たとえば、オオカミ、クジラ、ゾウ、チンパンジーの群れにおいてのみ見られる。 チンパンジーだけが、意識をもつことが不可欠であるような仲間との心理学的関与のレヴェルに到達した動物として際立っている。 チンパンジーは当に他のチンパンジーの心について推測するのだろうか? 人間以外の種における洞察についての理想的な実際的研究はないと前に述べたが、この問いに直接関係のある一頭のチンパン

    心は最も強力な実践理論という発想 | 科学的世界観のblog
  • やわらかな遺伝子/マット・リドレー(あるいは「『ウェブ進化論』で語られなかった大切なこと」): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 愛だとか、惚れるだとかいう言葉を使えば、ロマンチックな響きにもなるが、その活性をうながすオキシトシンという遺伝的物質は、そもそもはしょせん排尿を調整するホルモンなのだとしたらどう感じるでしょうか? これに気づいた研究者たちは、ラットの脳にオキシトシンとバソプレシンを注射したときの影響を確かめた。すると不思議なことに、オキシトシンを大脳に注射した雄のラットは、すぐにあくびをしだし、同時にペニスを勃起させた。投与量が少ないうちは、性欲も高まり、射精が早く頻繁になった。一方、雌のラットの大脳にオキシトシンを注射すると、交尾の姿勢をとるようになった。ヒトの場合、マスターベションをすると、男女ともにオキシトシンの濃度が上がる。 この研究とは別に1980年代後半、トム・インゼルらによっ

  • 祖先の物語 - NATROMのブログ

    ふー、やっと読み終えた。ドーキンスの新刊。 上下巻で900ページ超。読み応えありまくり。しかも高い。素人にはお勧めできない。内容は、タイトルにもあるように、ヒトの(そして他のあらゆる生物の)祖先の話。だったら、これまでも似たような語はある。ただ、たいてい、生命の起源からはじまって、単細胞生物、多細胞生物、魚類、両生類、爬虫類、哺乳類、人類といった順番で語られている。私が小学生のころNHKで見た、デイビット・アッテンボローによるイギリスBBC製作の「地球に生きる」という番組では、全13回で第1話が生命の起源の話で、第6話が両生類、第7話が爬虫類、第8話が鳥類、第9話以降はほぼ哺乳類の話で、第13話が人類の話であった*1。 時系列に沿って話を進めるのはわかりやすいが*2、進化についてありがちな誤解、すなわち、人類が進化のゴールであり進化の梯子の頂点に立っているという誤解を招きやすい。アッテンボ

    祖先の物語 - NATROMのブログ
  • Passion For The Future: 物理学の未来

    物理学の未来 スポンサード リンク ・物理学の未来 ノーベル物理学賞受賞者ロバート・B・ラフリンが語る物理学の未来。 16章のエッセイを通じて、科学における還元主義の終焉と、創発主義の時代の到来を予言している。 「私は時代という考え方が好きではないが、しかし現在、科学が還元主義の時代から創発の時代へと変わりつつあり、物事の究極の原因探しが部分の振る舞いから集団的な振る舞いへと移行しつつあるという、好ましい状態になるかもしれないとは考えている。」 創発の代表例として物質の相転移が挙げられている。相転移がいつ起きるかを、その物質を構成する原子ひとつを見て、演繹的に言い当てることは不可能だ。相転移は集団的な現象であって、原子ひとつでは起きないからだ。多は異なり。たくさんの原子が集まって、何らかの条件で系が組織化されているとき、相転移は起きる。マクロなレベルでは条件は安定しているから、水が沸騰する

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