サーバ・ルームにおける消費電力の問題は深刻だ。電気料金の増大がIT運用コストを押し上げる一方、電力容量の不足からサーバの運用にも支障をきたし始めている。この課題に対して、CIOはどのように取り組んでいけばいいのか。本稿では、電力問題に対するデルのアプローチを説明しながら、同社の提案する「サーバ単位での最適化」を実現する製品を紹介する。 業務アプリケーションやグループウェア、データベースなど、ビジネスを展開するうえで欠かすことのできないITインフラであるサーバ──。高い可用性と稼働率の向上が求められるハードウェアであるだけに、どの時代であっても、さらなる技術革新と性能向上が図られてきた。 その結果として、CPUやメモリ、ハードディスクといったサーバを構成するコンポーネントは、年を追うごとに高性能化・高密度化が進み、サーバ本体の消費電力量と発熱量は増加の一途をたどることになった。そして今日、多
アウトソーシングの適正価格を見定めよ ベンダーと対等に交渉するための最終兵器「ベンチマーク条項」 関連トップページ:ベンダー・マネジメント | アウトソーシング 読者諸氏の中にも、アウトソーシングにまつわる契約書に最初から最後までくまなく目を通したことがあるという方は、さすがに少ないのではないか。ましてや、その長文の契約書の中に埋もれている「ベンチマーク条項」について詳しくご存じの方となると、おそらく皆無に近いだろう。この条項は、ユーザー企業がベンチマーク機関を使って、アウトソーシング契約のサービス料金と市場価格とを評価し、その結果によっては、ベンダーと契約料金について再交渉する権利を認めるという強力な威力を秘めた条項である。しかしながら、ベンチマーク条項は現在、アウトソーシング・ベンダーの画策によって“絶滅の危機”に瀕しようとしている。本稿では、アウトソーシング契約の中に書かれたベンチマ
すべてのプロジェクトを成功に導く司令塔「PMO」 プロジェクト・マネジメント・オフィスが果たす「機能」と「役割」に迫る 関連トップページ:プロジェクト・マネジメント 最近、ITプロジェクトを効率化し、チェック体制を厳格化するための組織として、自社のIT部門にプロジェクト・マネジメント・オフィス(PMO)を設置する企業が増えている。だが、PMOを設置したからといって、すぐに問題が解決し、簡単に業績評価の負担軽減などの成果が得られると期待するのは早計だ。とはいえ、昨今の統一性重視のプロジェクト管理に対応するためには、もはやPMOは欠かせない存在であるとも言える。本稿では、PMOによってプロジェクト管理の革新に挑む米国企業各社の奮闘ぶりを紹介しながら、PMOの導入にあたって留意すべきポイントを明らかにする。 ミーガン・サントサス text by Megan Santosus プロジェクトの舵を取
mixiやGREEをはじめとして、SNSのユーザー数はどとまるところを知らぬ勢いで増え続けている。一方で、企業が社内でSNSを利用するというケースも増えてきた。例えば、NTT東日本は、社員同士の“つながり”を深め、情報交換を活発化させるためにSNSを導入している。本稿では、実験的な導入から始めた社内SNSを約7,000人のユーザー数を誇る国内最大級の規模へと育て上げた、そのNTT東日本の取り組みを観察することで、SNSが企業にどのようなメリットをもたらすのかを探ってみたい。 小林秀雄 ● フリーランス・ライター text by Hideo Kobayashi 他社に先駆けてSNSを導入した理由 NTT東日本のビジネスユーザ事業推進部ビジネス営業部マーケティング担当で、Satiの管理人も務める長谷部潤氏。氏は、「SNSの魅力は、社員が無理なく自然体で自律的に交流できることにある」と主張する
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