「運用管理はこれまで、ネットワークやハードウエアなどインフラの最適化を図るためにあったが、今後はシステムの状態がビジネスにどんな影響を与えるかを把握するための手段になる」。米ヒューレット・パッカード(HP)の運用管理ツール「OpenView」を担当するマーク・ポッツCTO(最高技術責任者)はこう語る。 運用管理ツールの役割を同社は、「エンタープライズ・マネジメント」と呼んでいる。そこでは、(1)ビジネスとITの整合性、(2)ITプロセスの自動化、(3)インフラの最適化の三つの観点で、必要な機能の開発に取り組んでいる。(1)の製品には、ビジネスの状態をグラフなどを用いて表示する「Dashboard」などが、(2)には運用プロセスを自動化するための「Service Desk」など、(3)にはネットワーク管理の「Network Node Manager」などがある。 HPは、OpenViewのカ
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