渡辺通り新迂回路延伸 年内に都市計画決定、福岡市 2013年06月27日(最終更新 2013年06月27日 00時27分) 福岡市・天神の渡辺通りの慢性的な渋滞解消を目指し迂回(うかい)路として「天神通(てんじんどおり)線」(360メートル、片側2車線)を延伸する計画で、市は26日、同線を南側に190メートル延長し渡辺通りに接続する都市計画道路変更案を8月の市都市計画審議会に諮る方針を示した。開会中の市議会常任委員会に報告した。年末までに都市計画決定を終えるが、市は着工時期を「未定」としている。 天神地区は、東西には、明治通りや昭和通りなど複数の幹線道路があるが、南北方向は渡辺通り(片側4車線)だけ。市によると、円滑な交通が可能な渡辺通りの1日許容台数は約4万台。現在は1日約3万6千台で、市は「バスやタクシーなどの乗り入れにより上下線とも1車線が事実上機能せず渋滞が慢性化している」と分析。