いやひどい事故が起きました。スペイン北西部のサンティアゴ・デ・コンポステーラ近郊で起きた事故は、画像が公開されて繰り返し再生されたこともあり、世界に衝撃を与えました。事故原因は一目瞭然。速度超過による転覆脱線で、JR西日本福知山線尼崎事故と同じですが、80km/h制限のカーブを190km/hで通過ということで、原因はははっきりしているのですが、メディアの反応は「保安装置ガー」とか「遅延払い戻しガー」というようなものだったり、某鉄道アナリスト氏にコメントを求めて、氏も知ったかぶりコメントで結局何を言いたいのかわからないのは尼崎事故のときとソックリです。 ま、それでもドイツICEのエシュデ事故や中国高速鉄道温州事故のときのような「日本の新幹線の方が安全で優秀」というバイアスのかかったミスリードが前面に出ることはないようですが、鉄道が各国の風土や社会によってさまざまな背景を持っていることなどはほ
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