2017年08月25日のトピック Microsoftがディープラーニングを超高速化するFPGAシステムBrainwaveを発表 エントリー4 累計USERS128
これはbuilderscon tokyo 2016の発表スライドです。 自己紹介 @kazunori_279 クラウドのデベロッパー・アドボケイト エバンジェリストみたいなお仕事 コミュニティ支援:GCPUG、bq_sushi、TensorFlow User Group etc 趣味のFPGA 2013年くらいからいじり始め FPGAエクストリーム・コンピューティング主宰:合計8回 これまでに書いたFPGA記事 はてなブックマークでバズった記事たち マイクロソフトはどうやってBingをFPGAで実装したか: 952 users ハード素人が32bit CPUをFPGAで自作して動かすまで読んだ本のまとめ: 576 users 文字通り「ネットワークがコンピューター」な金融HFTでのFPGAの使われ方: 517 users JP Morgan Chaseがデリバティブ専用スパコンをFPGAで
ここのところ重度のFPGA中二病にかかってしまい、冬休み中もDE0ざんまいな日々。気になっていた金融のHFT(high frequency trading:大手投資銀行等がμ秒単位の超高速で株式等を売り買いしてる恐ろしい市場)におけるFPGA利用状況について、HFT Reviewにこってりしたレポート(HFT業界のベンダー各社にインタビューしたもの)が載っていたので、勢い余って面白かった部分を超訳してしまった。 元ネタはこちら: FPGA & Hardware Accelerated Trading, Part One - Who, What, Where and Why? FPGA & Hardware Accelerated Trading, Part Two - Alternative Approaches FPGA & Hardware Accelerated Trading, P
ドワンゴがニコ動の画像配信向けにFPGAエンジニアを募集したり、マイクロソフトはBingをFPGA実装したり、Baiduもディープラーニングの高速化にFPGAを導入したりと、なんだか世の中急にハードウェアくさくなってきた。IoTとは違う意味で。 金融分野ではすでにCPUでは遅すぎてFPGAによるナノ秒単位の株取引が行われているって記事を書いたのは2年前だけど、ここ数年はIntelのCPUのクロックもあまり上がらなくなってきたし、Fusion-ioやNetezzaといった大手御用達のハイエンド鬼速ストレージも、フタを開ければ中身はすでにFPGAに移行済み。IBMが最近出したData Engine for NoSQLという製品ではPOWER8プロセッサにFPGAを直付けしてRedisを高速化したり。いよいよデータセンターにも、先の見えないCPUに代わってFPGAやGPUを導入する波が押し寄せつ
By Malcolm Craig 中央集権的な通貨発行組織がない仮想通貨「Bitcoin(ビットコイン)」は、交換所で手に入れる方法以外にも、自分のPCを使って専用プログラムを走らせる「マイニング」という方法で"採掘"できることに大きな特徴があります。しかし、この無から"金"を生みだす錬金術は、もはや一般ユーザーが気軽に参加できるものではなく、魑魅魍魎がうごめく修羅の世界になっているようです。 Blockchain Smashers | TechCrunch http://techcrunch.com/2013/10/16/blockchain-smashers/ ビットコインは、専用ソフト「Bitcoin miner」を走らせることで新たなビットコインを発掘できるシステムをとっており、採掘作業はマイニングと呼ばれています。ビットコインシステムは、マイニングをする人(マイナー)のマシンパワ
今までもそうでしたが、趣味を話題にするブログという位置づけを明確にして、お仕事の話題はほかでやろうとおもいます。 第1回将棋電王トーナメントが11/2~4にありました。 残念ながら生では見られませんでしたが、タイムシフトでざっと見ました。 優勝者の初代(?)電王はおなじみponanza。全勝での見事な完全優勝でした。 2位のツツカナも強さを見せていましたが、ponanzaはツツカナにも2連勝でした。 3日目解説の西尾先生もおっしゃっていましたが、ponanzaはとくに中終盤の腕力が頭一つ抜けていたと感じます。 ご結婚、おめでとうございます。 一番印象に残ったのは、たぶん私と同じという方多いと思うのですが、 見事4位で電気代回収を果たした「やねうら王」と、その中の人の「やねうらお」氏です。 トークのインパクトが強すぎて、興味を持ってググって調べたら、「やねうら王」のアイデア・技術について、ブ
金融系でFPGAというとHFTへの応用が知られてるけど、この事例はリアルタイムトレードの話ではない。金融業務で必要とされるバッチ処理やHPC(High Performance Computing)でもFPGAが本格的に使われ始めてるという話だ。 元ネタは、2011年にJP Morgan Chaseの人がスタンフォード大学で講演した内容。このビデオを見ていたらとっっっても面白かったので、 #fpgax 第3回で使う資料として要点を訳し、俺のコメントや補足を追加してみた。 http://www.youtube.com/watch?v=9NqX1ETADn0 (スライドはこちら) なお、FPGAも金融も素人なので、勘違いや誤訳があるかもしれない。FPGAとは何かよく知らない人はこちらをどうぞ。 リーマン・ショック対策のスパコン開発 JP Morgan Chaseは、社債やモーゲージ(不動産を担保
文字通り「ネットワークがコンピューター」な金融HFTでのFPGAの使われ方 最近の株取引はコンピューターによって自動化されていて、それどころか自動売買システムのサーバーの手前のネットワークスイッチ内部のFPGAが超低遅延に演算を行なってネットワークスイッチ内で市場データのパケット解析から売買の判断、売買指令のパケット送出までを完結させているそうです。 つまり、情報がサーバーに届く前にすべて完了している!???誰もいないところでコンピューターが静かに百万分の一秒単位でお金をジャラジャラとかすめ取り続けている?!!? まるでSFですね。でもこれが今の現実だそうです。 なぜネットワークスイッチ内で売買を完結させているかというと、スイッチを中継してサーバーにパケットを送ってOSがパケットを処理してCPUで動くプログラムが判断してその逆をたどって・・・とやっていると、下手するとミリ秒単位の遅
FPGAでCPUを組んでると、フェッチ部やデコーダ部で足し算や掛け算をしようとして、そんなことしたらCPUの意味ないなーと思ってしまうことがありました。 で、よく考えたら、FPGAでロジックを組むならCPUの意味はないんです。 だいたい、ひとつの処理実行するのに何クロックかかってんですか!と。 CPUでは、計算効率をよくするためにパイプラインという仕組みが使われています。 最近では、18段とかのパイプラインもあるようです。 ここで、18段のパイプラインのうち、実際に計算を行うのは2段か3段だったりします。残りの15段くらいは、命令や計算結果を読んだり書いたりしているだけです。 このパイプラインも、ほとんどはメモリの読み書き、それも命令の読み込みに多くが使われます。 であれば、CPUにしなければ、18段全部計算に使えるんじゃね?という話になりますね。 決まりきった計算を行うのに、いちいちメモ
はたから見てると、FPGAとArduinoとRasberry PIって、なんか小さくてデバイス挿して使ってて似たもののように見えるかもしれません。 そんな中、どこが違うの?って思ってる人もいるかと思ったので、それぞれの違いと、そしてそこから得られる技術者としての知識をまとめてみます。 まあ、得られる知識として「それぞれのデバイスの使い方と周辺環境」ってのはありますが、それは当然として。「それぞれのデバイスの使い方と周辺環境」を得るメリットがわかる比較としてまとめたいと思います。 根底は「なんで最近FPGAをやってるか」っていうことの説明なので、そういうバイアスがあると思ってください。 FPGAというのはチップの種類なので、実際にはDE0などのFPGA評価ボードとの比較ですが。中でもDE0-nanoは大きさや価格を考えると、豪華なArduinoくらいの位置づけとして出してきたようにも見えます
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