米インテルは26日、スマートフォン向け半導体大手の米クアルコムから生産を受託したことを明らかにした。米国では米中関係の悪化を背景に、戦略物資である半導体の生産で台湾などの東アジアに過度に依存することへの警戒が強まっている。生産拠点の分散を目指す官民の動きを追い風に、成長が見込まれる受託生産事業を拡大する。同日に半導体の製造技術に関する説明会を開き、パット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)が
「5GはAndroidだけ」 MWC19で感じたQualcommの強いメッセージ:MWC19 Barcelona(1/2 ページ) 2017年のMobile World Congressで、Qualcommを含む関連各社合同で発表した「5Gローンチを2020年から2019年に1年前倒しする」宣言から2年――。ついにその時が到来したMWC19 Barcelonaは、「5G」を看板に掲げる各社最後のアピールの場となっている。「約束は果たした」というQualcommだが、実際、2019年から2020年にかけての携帯ネットワーク事情はどうなるのだろうか。最新の動きをまとめてみた。 下準備は完了、最新製品は2020年リリースに向けた第2世代へ 同社はMWC 2019開催初日にあたる2月25日(欧州時間)に報道関係者向けの説明会を開催し、現時点での5Gアップデートを発表している。 基本的には2018年
期待のARM版Windows 10に待った? Intelが特許問題をちらつかせる理由:鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(1/2 ページ) MicrosoftとQualcommが2017年第4四半期に「Snapdragon 835搭載のWindows 10デバイス」を投入すると予告した一方で、Intelは特許侵害の可能性を指摘している。蜜月関係にあったMicrosoftとIntelだが、本件で対立を深めることになるのだろうか。 今日のPCにはIntelが開発した「x86」のプロセッサが欠かせない。最初のx86プロセッサ「Intel 8086」は、39年前の1978年6月8日(米国時間)に登場した。 これを記念して、米Intelが自社のWebサイトに掲載した記事が話題を呼んでいる。Intelは同記事で競合他社が進めている「x86エミュレーション技術」について触れ、この技術が同社が持つ
中国政府は、アメリカの大手半導体メーカー、クアルコムが中国の電子機器メーカーに対し市場での支配的な地位を利用して不当な価格設定を行った可能性があるとして、独占禁止法違反の疑いで調査していることを明らかにしました。 アメリカの大手半導体メーカー、クアルコムは、中国国内で携帯電話の製造メーカーに対し、半導体を販売したり、半導体技術のライセンスを供与したりしています。 これについて中国の経済政策を統括する国家発展改革委員会は19日、「クアルコムが市場での支配的地位を乱用して、差別的な料金の徴収を行っているという指摘が関連業界や企業からあり、これを受けて調査を始めている」と述べ、去年11月から独占禁止法違反の疑いで、クアルコムを調査していることを明らかにしました。 クアルコムのどのような行為に独占禁止法違反の疑いがあるとされているのかは、具体的に明らかにされていませんが、中国の関連業界団体は、クア
Qualcomm、初のデュアルコアSnapdragonを発表:COMPUTEX TAIPEI 2010 Qualcommが、高性能スマートフォンやタブレットPC向けに、最大クロック1.2GHzのプロセッサコアを2基搭載した「MSM8260」および「MSM8660」を発表した。 米Qualcommは6月1日(現地時間)、台湾で開催のCOMPUTEX TAIPEI 2010で、同社初となるデュアルコアのSnapdragonチップセットを高性能スマートフォンおよびタブレットPC向けに発表した。 Snapdragonプラットフォームの第三世代に当たる新チップセット「Mobile Station Modem MSM8260/MSM8660」は、最大クロック1.2GHzのプロセッサコア2基と3D/2Dアクセラレーション機能を持つGPUを搭載。MSM8260はHSPA+に、MSM8660はHSPA+/C
総務省は2010年2月19日,700/900MHz帯を使用する移動通信システムの技術的条件を専門的に調査する「700/900MHz帯移動通信システム作業班」(以下作業班)の第2回会合を開いた。この会合では,クアルコムジャパンが国際標準に沿った割り当てを提案したのに対し,NTTドコモとKDDIは自社への周波数割り当てを主張した。 700/900MHz帯とは,地上デジタル放送への完全移行で空く700MHz帯と,第2世代携帯電話(2G)の終了に伴う周波数再編によって空く900MHz帯のこと。総務省はこの700M/900MHz帯を携帯電話などに割り当てる方針を示している。利用が可能になるのは,地デジへ完全移行した1年後,周波数再編が完了する2012年7月から。この帯域は,建物内などに電波が通じやすく移動体に向くことから「黄金の周波数帯」とも言われ,携帯電話事業者各社がかねてから獲得の意志を示してき
auの携帯電話に採用された新プラットフォーム「KCP+」。導入の狙いについて、KDDIのau商品開発部 部長の内藤幹徳氏と同プロダクト企画部 課長の松井伴文氏に聞いた。 au商品開発部 部長 内藤幹徳氏 ――従来からあった「KCP」というプラットフォームに「+」がついて、バージョンアップしたわけですが、今回の「KCP+」を開発するにあたっての狙いを教えてください。 内藤氏 KCP+は、おっしゃる通りKCPの進化版という位置付けですが、実は同時にさまざまな試みがなされています。一つはクアルコムさんの新チップセットの導入です。デュアルコア対応のMSM7500を採用しました。それから、マルチタスクの環境を実現するために、BREWのバージョンを上げています。さらに、ソフトウェアの共通化領域を、端末のほぼ全域に広げるという3点を実現しています。 なぜこの3点なのか、ということですが、いくつか理由があ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く