放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は12日、1月18日夜に放送されたフジテレビ系「SMAP×SMAP」などSMAPが関係するテレビ番組について、今年1月だけで約2800件の意見が寄せられたことを明らかにした。月単位としては過去2番目に多かったという。 BPOによると、意見の多くが「(「SMAP×SMAP」に)ああいう形でSMAPを出演、謝罪させたのはけしからん」「パワハラではないか」との内容だったという。川端和治委員長は「BPOが扱う案件かどうかという観点で言うと、(SMAPの)本人たちが被害を受けたという形の訴えがあれば別だが、放送された内容自体が放送倫理違反というわけにはいかないと思う」と述べた。 これまでに1カ月当たりで最も多く意見が寄せられたのは、平成21年4月に放送された「NHKスペシャル・シリーズJAPANデビュー」第1回「アジアの一等国」で約5000件。19