50年前に両親が私のために買ってくれた集英社「学習漫画・日本の歴史」を子供たちに読ませようとしたら不評で、最新版の「学習まんが・日本の歴史」に買い換えたらちゃんと読んでくれた。その理由を考えてみたら…
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高校生のスマホ化は、その傾向が出始めた時点からこの連載でウォッチしてきた。いわゆるケータイとはできることが大きく違い、よりPCに近いアクセスビリティを持つスマートフォンに対して、早急なネットリテラシー教育の必要性を訴えてきたところではあるが、一体何をどう教えればいいのか、その指標がない事が問題となっていた。 総務省ではいち早くこの問題に対応すべく、青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標(ILAS:Internet Literacy Assessment indicator for Students)を作成するため、2012年から調査を行なってきた。今年9月3日に、第2回目の調査結果とともに、ILASの中味が公表された。あわせて青少年のネット利用傾向の調査結果も公開されているので、今回はこの調査とILASの内容について検討する。 ILASは、インターネット上のリス
今回は、携帯電話やスマートフォンへ(スマホ)の自治体や学校の取り組みについて、中高生に携帯電話を持たせないようにしている石川県と、大阪府寝屋川市の例を取り上げる。「規制」と「教育」のバランスのとり方でどの自治体も苦心している。 自治体での取り組み1 石川県の場合 石川県は、小中学生に「携帯電話を持たせない」方針を取っている。2009年に定めた「いしかわ子ども総合条例」で、全国で初めて、防犯などの目的以外では小中学生に携帯電話を持たせないよう保護者に努力義務を課した。県教委生涯学習課は、毎年啓発のためのリーフレットを作成し、個人懇談などの場で、県下の小中学校の全保護者に手渡している。 文部科学省の2012年全国学力・学習状況調査によると、同県中学生の携帯電話所持率は32.7%と全国で最も低く、最も高い神奈川県の81.3%の半分以下だった。 筆者はこれまで「スマホや携帯電話の問題は、子供たちの
とあるところでKDDIさんの「中高生の携帯使い方講座 for 親御さんバージョン」みたいなお話を伺った。つまるところ、そこで紹介されたのはこんなこと。 「こんなにリスクがイッパイあるんだから、中高生は携帯使い過ぎないようにしましょう。」 「携帯はスマホになるともうパソコンです。だから色んなことができます。どんどん使い倒してください。」 何を言ってるのかわかんないかもしれないけど、どっちも正しい。そう、携帯やスマホは便利なツールだけど、便利な分、危険性もある。だからちゃんとそのリスクを理解して使うのが正解。携帯では実名明かすな、スマホではアプリを使い倒せ、ってそれってどうよ?まぁ、身も蓋もない。 でも、中高生が遭遇してしまうリスクのところで紹介してくれた「プロフに実名とか書き込んじゃいけません」というのは対処療法でしかなくて「どうしても書き込みたい!」という欲求の元を断つことはできないわけで
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