JR九州は12日、豪華寝台列車「ななつ星in九州」の関連商品を販売するインターネットサイト「ななつ星ギャラリー」に外部から不正アクセスがあり、登録会員最大7996人分の氏名、住所などの個人情報が流出した恐れがあると発表した。うち2816人分は、クレジットカードのカード番号やセキュリティーコードなどの情報を含む可能性があるとしている。 流出の可能性があるのは、サイトを開設した2013年10月5日から、不正の情報を受け閉鎖した19年3月11日までの間に利用した顧客の情報。JR九州によると、利用者からカード会社を通じて「身に覚えがない利用記録がある」との連絡があったという。調査の結果、18年10月24日に不正アクセスされた記録があった。JR九州はインターネットでのななつ星の乗車予約なども中止している。 JR九州は今後、個人情報が流出した可能性がある人にメールや郵送で連絡する。問い合わせ窓口=(0