都内で仕事を済ませ、羽田から香港のオフィスへと戻るというイギリス人が「乗り換え駅の難しさ」を話してくれた。この日、彼は「バスもいいが、いろいろ話しながら、歩きながら空港まで行くのもいい」と、渋滞遅延などの心配の少ない鉄道を選んで舞浜から羽田へ向かった。 彼は、新木場駅で京葉線からりんかい線へ、さらに天王洲アイル駅でりんかい線から東京モノレールへ乗り換えて羽田空港国際線ターミナル駅へと向かうパターンを「2度経験した」というが、「東京の土地勘のない職場仲間や友人にはすすめられない」とも教えてくれた。 「そりゃもちろん、直行バスがあればそれが一番わかりやすいし、安心。タクシーを使うときもある。新木場駅も天王洲アイル駅も、外国人にとって乗り換えるがめちゃめちゃ難しい。新木場では有楽町線に間違えちゃうかもしれないし、天王洲アイルは、モノレールの駅を探すのがまずたいへん。その逆も同じ。羽田からモノレー