annezoo @jardinpluie 昨日、またふらっと東洋文庫に立ち寄って見た貴重資料の数々。これは科挙の最終試験「殿試策」をトップ通過した方の答案なんですが、もはや芸術品。フォントのように整った文字。最終試験という最も精神的にも負荷がかかる時にも一糸乱れず。 その気迫、崇高さが伝わってきて圧倒されました。 pic.twitter.com/CeBfR09cfO 2017-08-28 23:13:48
![中国の科挙の最終試験の答案の文字が美しすぎる→実はれっきとした理由があった](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f2be0875524bc579d176518ebba5e3a121728434/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2Ff0aa78f390269e40a0da2979843e207e-1200x630.png)
例えば、これらはどう読みますか? 烏龍茶 四星球 八萬 神龍 多くの人が、 うーろんちゃ すーしんちゅう ぱーわん しぇんろん って読むんじゃあないですか。 これ、音読み、訓読み、当て字、どれでもないですよね。 「中」とだけ書くと「なか」か「ちゅう」だけど、「白發中」って書くと「はくはつちゅん」って読んじゃうのも同じ。 「東西南北」だと「とうざいなんぼく」だけど、「東南西北」だと「とんなんしゃあぺー」だったりも。 似非中華読みとでもいうのか、中国語風の発音だけどそうじゃあない何か。 「本気」と書いて「マジ」なんていうのとも違う。 麻雀で使われてるのは、用語として入って定着だろうからまだわかる。 烏龍茶は、販売戦略の問題か? フィクションのは読み仮名をそう当てられてたから刷り込まれてるけど、聖闘士を「セイント」、聖衣を「クロス」、「踊っちまった」を「ダンスっちまった」、「幽波紋」を「スタンド
English document is below. (click to download Hanazono font at osdn.jp) 下面有中文。(在osdn.jp下载“花园字库“) 現在公開されている花園明朝:2017年09月04日版 ダウンロード 花園明朝(HanaMin) (osdn.jp) 花園フォントについて このフォントは自由かつ無償の漢字フリーフォントです。非漢字は一部のみ含まれます。現在は明朝体フォント1ウェイトが提供されています。フォントの生成にはKAGEシステム、Clipper, FontForgeおよびTTXを利用しています。 収録されているグリフはすべてグリフウィキに登録されているデータを利用しています。このデータは、グリフウィキに登録ユーザーとして、あるいは匿名ユーザーとして漢字字形データを登録・改良してくださった多数の方々によるボランティアの活動から成
もっと評価されるべき日本語の実力シリーズの第2回。今回は現代中国語が日本起源の和製漢語なしには成り立たないというお話。やや硬い内容なので興味のある方はどうぞ。 漢字の特徴の一つとして高い造語能力があげられる。ところが歴史を見てみると漢字の造語能力を存分に活用した事例は意外に少ない。伝統的中国語(漢文)においては漢字一文字で一つの概念や事柄を表すのが普通で、二文字以上の熟語は実はそれほど多くない。そのため中国では思想活動の活発だった春秋戦国時代(紀元前770-前221年)と仏教用語を翻訳するときに二文字以上の新語を多く造りだした程度である。漢字の高い造語能力は近代に至るまでかなり低レベルでしか活用されてこなかった。 ベトナムや韓国はもっぱら中国式の漢文を忠実に受け入れてその枠の外に出ることはほとんどなかった。韓国独自の造語もあることはあるのだがその数は少ない。 日本はまったくの例外である。漢
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